2015年04月24日

長野市七二会のお住いが完成しました

長野市七二会で、増改築工事が進んでいたKさんのお住いが、完成しましたicon25


この日は、週初めの大荒れの天候がウソのような、春らしい陽気となりました。



玄関引き戸は既存の物を、そのまま使用しています。
玄関とホールの間はカーテンで仕切ることができるように
なっています。 冬に玄関から室内に入る冷気を、軽減
することができますねface01



玄関ホールから広縁に続く廊下は、カバサクラの
無垢フローリングになっています。名前のとおり
ほんのり赤みがかった、明るい色の木目が特長です。



こちらの廊下は、唐松の腰壁+シラス壁の仕上げです。
自然素材の持つ風合いが、落ち着いた「和」の雰囲気を
つくり出しています。



ホール側、長押(なげし)のある本格的な和室。
写真中央の床柱と、落とし掛け(床柱右側の横材)はヒノキです。



2階の階段を登り切った箇所にもカーテンが。
下からの冷気は、ここでシャットアウトしますface02


Kさんのお住いは、4世代同居ですicon12  こちらは息子さんご家族の
リビングになります。 ミニキッチンが設置されているので、簡単な調理
など、ここで行うことが出来ます。



チェックのカーテンが、さわやかなリビング。
ナラ無垢フローリングに、唐松の腰壁+クロスという仕上げになっています。
使用建材に多少の違いはありますが、クロスやフローリングの色を1階と
合わせることによって、統一感をだしています。



工事期間中、大変お世話になったKさんのおとうさま。
御歳90overicon12ですがお元気で、冬も雪の片付けを
2時間以上行う程face08 本当によく働かれます。
私、カマクラも頑張らねばとお会いするたびに思います。

今回の増改築では、室内の手すりも増やされました。
ご家族皆さま、新しくなったお住いで、快適にお過ごし頂ければと願いますvolunteer

  


Posted by カマクラさん at 14:03Comments(0)◇七二会のK様邸

2015年02月02日

長野市七二会で大工さんの職人技を見ました!

前回に引き続き、長野市七二会のKさん邸からですicon26


Kさんのお住いは現在、6名ほどの大工さんが造作工事を行っています。
その中のお一人、S大工さんは巾木(はばき)の施工中です。


壁のサイズに合わせ、巾木の余計な部分をカットする作業を繰り返します。


ピタリとキレイに納まったようです。この後、床にビスで固定します。

最近は「付け巾木」といって、ボンドや釘で壁に取り付ける施工が簡単な
巾木もありますが、鎌倉材木店では全て大工さんが、溝などを手刻みします。
この溝に壁の下地ボードを差し込み、組み立てていきます。
時間と手間はかかりますが、長くお住いになる家ですから手は抜けませんicon12



H大工さんは階段の廻り縁を取り付けていました。



画面ではわかりにくいのですが、きれいに納まるよう
間柱にあわせて、廻り縁に彫り込みが施してあります。
もちろん廻り縁も、H大工さんによる手刻みですicon12


そして棟梁のYさんは2階で、(写真やや左側にある窓の)「窓枠」を造作中です。


S大工さん、H大工さんの撮影を終えて戻ってくると・・窓枠が組上がっていましたface02


素人目には美しく仕上がったように見える窓枠ですが、棟梁のYさんは
何度も鉋(カンナ)で四隅を削り、手でなでて確認をしていました。


さらに手動のサンダーをかけ、滑らかにします。


そして、ノミで縁の面取りを丁寧に行います。

総じて大工さんはシャイな方が多いのですが、Y棟梁もその一人。
カメラで撮られながらの仕事は、やりにくかったようです。
「もうそろそろ降りろ。」と、やさしくも威厳のある一言で、今日の撮影は
ここまでとなりました。

長い経験にもとづく大工さんの技icon12今日ご紹介したのは、ほんの一部です。
鎌倉の注文住宅は、そんな高い技術によって、建て上げられているのですicon25

  


Posted by カマクラさん at 15:58Comments(0)◇七二会のK様邸

2015年01月30日

長野市七二会で造作工事中!

長野市七二会のKさんのお住いの工事現場からicon26
とは言っても、昨年末からのことになりますが・・icon10

Kさんのお住いは既存住宅の増改築工事です。
1階の一部を改築し、新たに2階を増築していますicon25

12月9日


こちらは12帖と6帖の二間続きの和室です。

12月22日

2週間後のKさんのお住い。
昨年12月中旬は全国的な大雪に見舞われ、この集落一帯も停電などの
被害がありました。 そんな中、造作工事が急ピッチで行われていました。


こちらは和室に隣接するダイニングキッチン。
床は国産材を使用した、キズ、水、汚れに強い床材を使用していますface01


12帖と6帖の二間続きの和室は、天井が張られていました。
昔から和室に多く用いられる、竿縁(さおぶち)天井です。

12月25日

3日後、営業アライさんがKさんのお住いへ。
ダイニングキッチンのフローリングと壁のPB張りが完了していました。icon12

そして年明け・・icon01

1月26日


この日、代理人クボさんとトミヒサさんが、階段の側板などを軽トラに
乗せて来ましたicon14


階段の側板を家の中に運び入れます。キレイな模様が入っていますが
これは段板、蹴込み板を差し込むための彫り込みです。
※階段の造作について詳しく見たい方→こちら


二間続きの和室は・・すでに畳がひかれ、Kさんのご家族が
お住いになられていましたface02

Kさんのお住まいの造作工事はもうしばらく続きそうです。

  


Posted by カマクラさん at 09:02Comments(0)◇七二会のK様邸

2014年11月28日

若槻と七二会のお住い~断熱材について~

先週末、長野県北部で起きました地震により、被災されました方々に
謹んでお見舞い申し上げます。
弊社も地域工務店として、微力ながら復旧のお手伝いをさせていただきます。




10月末に硬質発泡ウレタンの吹き付け作業が終わった、
若槻のSさんのお住いからicon26



洋室から浴室方面を撮影。しっかりと硬質発泡ウレタンが充鎮していますface02
当社独自のシーズンレス工法、高断熱・高気密仕様です。



気密性能を実証するための、「気密測定」後の1階LDK。
「機密測定」は屋内を密閉状態にして空気の圧力差と流量を測定します。
測定値が基準に満たないことがあった場合に手直ししやすいよう、
弊社では造作の段階で気密測定を行っていますicon12



そして・・


一昨日の現場です。外壁のサイディングが施工されていましたface01



こちらの現場は・・


造作工事が進行中の七二会のKさんのお住いですicon26



1階から見上げた小屋組。
このアングルは造作初期の「定番」になってしまいました。icon10



根太の間に断熱材が敷き詰められています。
フクビ化学工業の「フクフォームECO」という断熱材です。
名前の通り産業古紙、再生プラスチック、水、コーンスターチを原料とした
エコな断熱材だそうです。



断熱材に入っている溝に添って、カットをします。
アコーディオンのような形状のため、曲げ伸ばしが自由で施工もラクとA大工さん。


これからもSさん、Kさんのお住いは大工さんの造作工事が進んでいきますicon16
  


Posted by カマクラさん at 17:37Comments(0)◇七二会のK様邸

2014年10月28日

長野市七二会で上棟しました!

23日(木)七二会のKさんのお住いで上棟が行われました。
設計はジン企画設計さんです。


朝8時前、現場から撮影した景色。 霧がまいています。
Kさんのお住いに向かう途中、霧で前が見えなくなる場面もあったそうicon10
(アライさん談)




8時過ぎ、お施主様のKさん・ジン企画設計さん・大工さん皆そろって
現場代理人クボさんの音頭で、安全祈願をした後・・


いよいよ工事がスタートicon16




クレーン車で柱を吊り上げては、次々と建てていきます。



午後2時過ぎ、朝の天気が嘘のような青空となりました。
秋晴れの下、2階の骨組みが始まっていました。



作業が終わった箇所に、墜落防止用の白いネットが張られています。
この後、夕方には作業も終わり、無事に上棟式を執り行うことが出来ました。



週明けの月曜日、上棟を終えたKさんのお住いの写真。


七二会の山々も、少しずつ紅葉に彩られる季節となりました。
秋が深まっていく中、Kさんのお住いの造作は続いていきますicon16

  


Posted by カマクラさん at 10:47Comments(0)◇七二会のK様邸