2008年02月28日
パソコンカウンターの施工中
およそ1ヶ月ぶりで、長野市川合新田Kさんの家

1Fリビング・ダイニングになる場所に置かれている造作材の量がずいぶんと
増えていて、ちょっとごちゃっとした感じではありますが、
2Fはずいぶんと作業がすすみ、間取りがはっきりとわかるくらいになっています。
南西の部屋の壁には、すでにプラスターボードと腰壁が施工され、いっそう
部屋らしくできあがっていました。
真ん中に見える机のようなものは、マキオさんの作業台。
この部屋には、入口が3箇所あるように見えますが、写真向かっていちばん左が、
部屋の出入口。
真ん中がウォークインクローゼットの、そしてマキオさんがちらっと顔を覗かせて
いるのが書斎の入口になります。
そのマキオさん、行ったときにはちょうど、書斎のパソコンカウンターを
取り付けていました。
あの動きのムダのなさは、やはり経験のなせる技なのでしょう。。
2008年02月27日
ぴかぴかステンレス製の、厨房設備搬入中
北風が、まだまだ冷たい善光寺大門町。
未だ足場に覆われていて、全体をうかがい知ることはできませんが、
蕎麦処 藤木庵さんの工事は、着々と進んでいます

今日は、現場前の道路にトラックが一台。
厨房設備屋さんが、ピカピカのステンレス製厨房機器を次々に搬入していました。
これは、業務用冷蔵庫。
「せーの!」と声をかけ合いながら男性4人がかりで、慎重にトラックから荷下ろしし...
上下に固定していた木枠を外したら、冷蔵庫を傾けて、写真手前の消火栓に
立てかけてあるような台車を冷蔵庫の底にあてがい、
こんな風に運びます。
「あんな重いものをどうやって中まで運ぶのだろう?」とギモンだったのですが、
これで納得。
にしても、入口ギリギリの高さ

枠にぶつけないよう、細心の注意を払っての搬入作業です。。
さて、現在の中の様子をすこしご紹介。
壁にはすでにパテがかわれ、塗りを待っている状態です。
入口の大きな窓から見える景色が、こちら。
入口と客席をつなぐ廊下。
壁面には、等間隔に四角い飾り棚が設けられている様子。
その廊下の右手に広がる、客席スペース、といっても、雰囲気が分かるには
もう少し時間が必要。。
ここが、厨房スペースです。
ブルーの保護シートが張られたステンレス製の厨房機器が、すでにたくさん
搬入されていました。
2Fもほとんど大工さんの造作工事は終わり、壁にはパテがかわれています。
完成は3月中の予定。
善光寺前の老舗お蕎麦屋さんが、どのようにリニューアルされるか、乞うご期待です

2008年02月25日
川中島にて、上棟しました
23日の土曜日は、川中島で新築されるIさんの家の上棟の日でした

この間若里のKさんの家の写真を撮ってきて、無情にもわたしに
ダメ出しされた営業カスガさん、「こんどは怒られないように」と
かなり気を入れて撮ってきたよう。
そのありがたい写真で、さっそく上棟風景をご紹介です。
作業は、朝8時から始まりました。
11時前には、このとおり2F部分の作業へ。
アシザワさんです。
そのアシザワさんが、真剣な面持ちで
じっと見ているのが、
こちらの、図板(ずいた)。
以前、若里のKさんの家の上棟風景を紹介した折にも、ちらっと
説明しましたが、これは昔ながらの大工さんにとっての平面図。
大工さんたちはこれでひとつひとつの柱の位置を確認しながら、
墨付け(材木に番号をふっていく作業)をしてゆきます。
手際のよい作業で、2F部分の柱が次々に立てられていきます。
クレーンのすぐ横にいるのが、I邸の現場代理人ヨシダさん。
お昼をはさんで、午後2時半ともなると、屋根のかたちが見えてきました。
柱や小屋束に対して垂直方向に、母屋がかけられていきます。
さらに屋根のてっぺんにかける棟木が上がり、無事に上棟しました

軍手をしてアシザワさんを手伝っているのは、Iさんの家の設計を担当した設計士のセトさんです。
棟は上がりましたが、作業はまだ続きます。
母屋を施工したら、次はその上に垂木をかけていきます。
写真は、大工さんたちみんなで分担して釘を打って、固定しているところ。
午後4時頃になると、にわかに大粒の雪が舞いはじめました

当初の予定では、野地板(屋根の下地材)まで張るということでしたが、雪が激しさを増してきて、足元が滑りやすく危ないという現場の判断により、垂木の施工まででこの日の作業は終了。
Iさんご家族と大工さんたち、会社のスタッフで、上棟式がとり行われました。
新しい住まいの骨組みの建ち姿をみて、とても感慨が深い様子だったIさんとご家族。
作業が無事に終わり、大工さんたちも、ほっとひと安心です。
こちらのIさんの家は、6月の完成をめざし工事が進められていきます

2008年02月22日
施工例に、自然素材が盛りだくさんのIさんの家をUPしました
昨年12月にお引渡しした長野市のIさんの家。
当社ホームページに、I邸のできあがりの様子をアップしました

長野市I邸の施工例はこちら
パールホワイト色のガルバリウム鋼板と、グリーン色の木の組み合わせが
おしゃれで目を引くこのお住まい。
家の中は、「木をたくさん使った家にしたい」というお施主さんの要望を実現した
温かみあふれる空間が広がっています。
建具は、ほとんどが建具屋さんに造ってもらったオリジナル。
吹き抜け空間と、その2Fの大きな窓が、明るい太陽の光を室内にもたらしています。
こちらは、ご夫婦の寝室。
ここだけでなく、1FのLDK、2Fの子ども部屋など、ほとんどの居室で
床→スギの無垢フローリング
壁→薩摩中霧島壁(火山灰が主原料の塗り壁)
天井→ドイツのリボス社の自然塗料
といった、自然素材をつかっています。
ほかにも、大工さん造りつけの棚がいたるところにあったり、
耐火性・調湿性・耐震性などに優れたエコ建材Moiss(モイス)が
使われていたり、間取りの配し方が個性的だったり、アイデアや
こだわりが満載のIさんの新居。
詳しくは、当社ホームページのIさんの家の紹介をごらんください

鎌倉材木店ホームページ 住宅施工例集
2008年02月20日
上棟して1ヶ月、"S邸に季節を見た"(+ちくわパン)
上棟からおよそ1ヶ月。
今日は、長野市稲里で工事が進むSさんの家の様子をご紹介します

2月8日(金)
上棟から2週間以上がすぎた頃のSさんの家。
外壁下地であるガラは、すでに打ち終えたよう。
この日営業アライさんが現場へ行くと、屋根屋さんが、屋根を葺く作業を
していました。
地下足袋を履いた屋根屋さんが、部材を小脇に抱えて、はしごをひょいひょいと
のぼっていきます。さすがに身軽な身のこなし。
工事もはじめの頃は、中の構造がとてもよく見てとれます。
ヤマナカ大工さんの磨きの技が光る太い見せ梁が、すでに存在感を放っています。
サッシが入るのはまだこれからで、壁には窓の位置だけが確保されている状態。
2月16日(土)
この日Sさんご夫婦は会社にて、現場代理人のウラノさんと、共立管工の
セキさんを交えて打合せをしていました。
お互いに図面を開きながら、フローリング材の色や種類、電気配線のこと、
外壁材の色のイメージなど、家づくりに必要なもろもろについて、ひとつ
ひとつ相談し、固めていきます。
「工事が始まってから、こんなに決めなくちゃいけないことが出てくるなんて
思わなかった

わからないことも多くて大変でしょうが、近い将来の自分の住まいを
あれこれ想像しながら、色やデザインを決めていく楽しい時間でもあります

2月19日(火)
そして昨日。
(なぜかいつも、ルー大柴的に英単語が混じっているアライメモ。
take pictureとか、photographicとか)
こちら↑
やっぱりまだ、木の芽しか見つからなかったようでした。
この写真をパソコンの画面で確認したアライさん、ぼそっと一言
「"あまピン"だな...(ピントが甘かったな)」。
季節感はさておき、Sさんの家は順調に作業が進んでいる様子。
屋内の一隅に積み上げられているのは、根太の間に敷き詰める床用断熱材。
こんなふうに施工されていきます。
材の隙間には、"カマキリのタマゴ"のような(若里のKさん、拝借させていただきます)簡易発泡ウレタンを吹き付けて、断熱性能を保ちます。
中では、ヤマナカ大工さんが作業をしていました。
いつもながら、今後の変貌が楽しみです。
さて、ちょっと余談ではありますが...
長島茂雄の誕生日でもあり、
石川啄木の誕生日でもあり、
また当社の代理人マチダさんの誕生日
でもあります。
マチダさんをお見かけの方は「三十路オメデトウ!」とさわやかに声をかけてあげてください

(写真:20代最後の大冒険として昨日購入し、思いがけずヒットだった"ちくわパン"と、マチダさん)
2008年02月19日
床組みを造り、天井の水平を出す
長野市若里で新築工事が進むKさんの家

昨日営業カスガさんが、デジカメ片手に現場を訪ねました。
そして、次に中の様子を...
と思ったのですが、カスガさんの撮ってきた写真がちょっとざんねんな結果だったため...
僭越ながら、今朝わたしが行って、撮り増し(?)してきました。。
片開きの玄関ドアです。
1ヶ月もすると、中は作業が進んでずいぶん様変わりします。
根太を敷く作業は昨日で終わったようで、床はすでに一面コンパネで覆われていました。
1Fでは、ヤマモト大工さんと空調屋のお兄さんが作業中。
ヤマモト大工さんは、"レーザー墨出し器"(by代理人クボさん、正式名称は
わからず...)と差し金を使って天井の水平を測り、天井下地を張るための
準備をしていました。
キッチンになる予定の位置から、リビング・ダイニングになる予定の
空間を眺めた風景。
リビング・ダイニングは南に面していて、朝9時ともなるとじゅうぶんな明るさ

いつものように、はしごを上って2Fへ。
柱は立っているものの、今のところはまだひとつづきの空間です。
2Fには、2Fの各居室で使われるナラ無垢フローリング材が運び込まれ、
積まれていました。
天井は、下地のプラスターボードが施工済み。
そして、今はまだ1Fと2Fの間がぽっかりと空いているこの場所には、
いずれ階段が付けられます

ちなみに1Fも2Fも、壁は断熱材の下地であるキズリ(隙間なく施工された
木の板)がむき出しの状態ですが、今週末には、硬質ウレタン断熱材の
吹きつけ作業が行われる予定です

2008年02月16日
鳥とお花で春の気配
土曜日の静かな朝、川中島にて1週間後に上棟を控えるIさんの家の
現場に現れたのは、営業アライさん。
冬になって植物が休眠中のためか、このところカメラマン魂がすっかり
なえていた感のあるアライさん。
が、今日は春の兆しを発見したようで、ひさびさに「これはゲイジュツだ」
なんていいながら、意気揚々とカメラを持ち帰ってきました。
聞けば、"ウグイス"を撮ってきたとのこと。
そして出てきた写真がこちら↓
「...?アライさん、どこにウグイス?」
「知らない、どっかにいるんじゃねえ?」
そういわれて、よーーく見てみると、...いました。たしかに。
みなさま、わかりますでしょうか?


次の写真は、ちょっと"ウグイス"に寄っています。
でも、あやしい人間が近づいてくるのを察知して、きびすを返したところを
捉えたらしく、写っているのは後ろ姿。
...というか、この色からして、この鳥ウグイスじゃないですよ、アライさん。

目のまわりが白く縁取られていることから、その名がついたと言われます。
(写真は、ウィキペディアより)

色は、かなり地味です。
でもこの色が、ほんとうの「ウグイス色」なのだそう。
ふだんはほとんど藪の中にいる上、羽の色もまわりと同化しがちなので、たとえすぐ近くで鳴き声がしても、その姿を捉えるのがなかなかムズカシイ鳥。
"ウグイス"に遭遇したアライさん、現場の一隅に春の気配を見つけました。
オオイヌノフグリです。
でも、オオイヌノフグリの毛がふさふさした葉っぱの方にピントが合って、
肝心の花が完全なピンボケ。
ゲイジュツ作品を撮るには、まだまだリハビリが必要なようです...
会社の裏の作業場では、Iさんの家を手がけるアシザワ大工さんが、刻み作業中。
ちょうどこのときは、席を外していたようで、刻みかけの材が静かに横たわっています。
タバコの箱3つ分はある、化粧の大きなヒノキの柱。
タバコの箱、というのはあまり印象よろしくないかもしれませんが、
いかに太い材か、というのを分かっていただくためのアライさんの
工夫なのであしからず。。
傍らには、すでに刻まれた材が、所狭しと積み上げられています。
上棟まであと1週間。刻み作業も追い込みです

2008年02月14日
モルタル塗り
こちらも一ヶ月ぶり、長野駅東口で新築工事が進んでいるMさんの家

玄関ホールからして、ずいぶん様変わりしていました。
大工のシゲオさんは、玄関ドア上の壁のプラスターボードを加工し、張っている様子。
玄関すぐ横の8畳の和室は、まだちょっと雑然としています。。
LDKになる予定のスペース。
晴れた日の朝は、東に設置した窓から明るい陽の光が入り込みます

オビナタくんが、壁の下地を施工中。
食品庫の並びにあるゲストルームは、すでに壁にパテがかわれ、ひと足先に
大工仕事を終えています。
南に面した和室になるスペースでは、棟梁のシオイリさんが、タイガー印の
せっこうボード(ラスボード)を壁に入れていました。
つづいて2Fへ。
2Fはほぼ大工仕事が完了し、天井・壁にはパテがかわれて、左官屋さんの
仕事を待つのみとなっていました。
ここは、Mさんの書斎。造りつけの棚は、パソコンカウンターです。
大きなクローゼットがあるこの部屋は、寝室。
一方、2Fでこの部屋だけは、和室になります。天井はかわらず、むき出しのまま...
このようなかんじで、内部はずいぶんできあがりに近づいてきています

一方の外回りですが、今日は朝から石坂タイルさんがモルタルを塗っていました。
モルタルというのは、砂+セメント+水でできた建材で、家づくりでは外壁材として
多く使われます。
「よく混ぜる、っていうのが大切」とイシザカさんの奥さん。
でも混ぜ過ぎてなめらかになってしまうと、下地として都合が悪いそうで、そのいい頃合は「気候によってもちがうし、何度も失敗してつかんでいくものなのよねえ」とのこと。
工務店の家づくりというのは、つくづく、職人技の結集です。。
モルタルは、養生するのにある程度の日の光が必要で、さらに凍らせるととてもやっかい。
この時期は基本的に、晴れ間がでて、日中の気温がせめて1℃以上の日でないと作業ができないので、毎日天気予報とにらめっこしながら、仕事の段取りを決めているのだそうです。
週間天気予報をチェックすると、来週月曜日までは

藤木庵さんの左官工事もあるというし、なんとか晴れ間が出て、作業が予定どおり進むことを願います。。
2008年02月13日
マルチーズのJUNちゃんと、内部造作作業の様子
今日は、午前中に先日撮影した2世帯住宅のDVDのナレーション録音のため、
カメラマンのミヤザキさんのお宅にお邪魔しました。
できばえはともかく(?)、録音は無事に終了。
あとは、ミヤザキさんの編集を待つのみです

こちらは、ミヤザキ家の愛犬であるマルチーズのJUNちゃん(オス・5歳)。
人見知りは激しいものの、女の人が好きなそうで、2度目の対面となる
今日ははじめから近寄ってきて、「なでて」と小さなからだをすりよせて
きました。
でもなぜか低い声で「うーー」とうなって歯をむき、小刻みに震えている様子...
ヤセがまんして撫でられていたのか、どうなのか。。
背中にしょったリスのプリントが
可愛らしいJUNちゃんでした。
そしてその足で、高田で新築中のUさんの家の現場へ

外回りの工事は今月終わり、もしくは来月はじめから始まるということで、
1ヶ月前の様子と比べてもまだ大きな変化はありません。

が、中に入るとこのとおり。
壁には断熱材の硬質ウレタンが吹き付けられ、床にはナラ材の無垢フローリング
(養生が敷かれていて見えませんが...)、天井にはプラスターボードがすでに
施工済みです。

洗面脱衣室・キッチンとリビング・ダイニングを仕切る壁の下地も造られています。

階段もほぼでき上がっていました。
1Fでは、ぼんぼんのついた毛糸の帽子が粋な大工のハラダさんが、
階段回りの造作作業中。
階段下には、デッドスペースを有効利用した収納が造られるようです。

ところかわって、こちらは2F、ご夫婦の寝室となる部屋です。
壁・天井にすでにプラスターボードが張られています。
壁の中に、タイガー印のタイガーボード
(吉野石膏)を施工するUさんの家。
これは再生紙を使った原紙と水とを練って
造られた焼きせっこうで、化学反応を
利用して製造されているエコ建材。
耐火性、さらには遮音性や吸音性にも
すぐれています。

こちらは2人の子どもさんたちの子ども室になる部屋。
「食あたりになんて一度もなった
ことない」と豪語する健康な(?)
ハラヤマさんが、入口の戸の枠を
はめるためのミゾをきっていました。

階段もできて、着々と工事が進んでいる感のあるUさんの住まい。
今後どんな風に家らしくなっていくのか、ますます楽しみです
カメラマンのミヤザキさんのお宅にお邪魔しました。
できばえはともかく(?)、録音は無事に終了。
あとは、ミヤザキさんの編集を待つのみです

こちらは、ミヤザキ家の愛犬であるマルチーズのJUNちゃん(オス・5歳)。
人見知りは激しいものの、女の人が好きなそうで、2度目の対面となる
今日ははじめから近寄ってきて、「なでて」と小さなからだをすりよせて
きました。
でもなぜか低い声で「うーー」とうなって歯をむき、小刻みに震えている様子...
ヤセがまんして撫でられていたのか、どうなのか。。
可愛らしいJUNちゃんでした。
そしてその足で、高田で新築中のUさんの家の現場へ

外回りの工事は今月終わり、もしくは来月はじめから始まるということで、
1ヶ月前の様子と比べてもまだ大きな変化はありません。
が、中に入るとこのとおり。
壁には断熱材の硬質ウレタンが吹き付けられ、床にはナラ材の無垢フローリング
(養生が敷かれていて見えませんが...)、天井にはプラスターボードがすでに
施工済みです。
洗面脱衣室・キッチンとリビング・ダイニングを仕切る壁の下地も造られています。
階段もほぼでき上がっていました。
1Fでは、ぼんぼんのついた毛糸の帽子が粋な大工のハラダさんが、
階段回りの造作作業中。
ところかわって、こちらは2F、ご夫婦の寝室となる部屋です。
壁・天井にすでにプラスターボードが張られています。
(吉野石膏)を施工するUさんの家。
これは再生紙を使った原紙と水とを練って
造られた焼きせっこうで、化学反応を
利用して製造されているエコ建材。
耐火性、さらには遮音性や吸音性にも
すぐれています。
こちらは2人の子どもさんたちの子ども室になる部屋。
ことない」と豪語する健康な(?)
ハラヤマさんが、入口の戸の枠を
はめるためのミゾをきっていました。
階段もできて、着々と工事が進んでいる感のあるUさんの住まい。
今後どんな風に家らしくなっていくのか、ますます楽しみです

2008年02月08日
サッシの搬入→階段の施工
上棟して1ヶ月半。
若宮のMさんの家は大工のケンイチさんの手によって、着々と
かたちづくられてきています

1月11日(金)
この日、営業アライさんがM邸の現場に出向くと、トラックが2台とまっていました。
トラックの荷台には、厳重に梱包された玄関ドアやサッシ類。
業者さんが、建物のまわりを覆っている足場を上手にくぐり、かつ、絶妙な
バランスを保ったまま細い板の上を伝い、屋内にサッシを運び込んでいます。
写真ではなかなか伝わりにくいでしょうが、これ、ものすごく重いはず。。
支えながら、ケンイチさんとなにやら相談中。
この頃の屋内は、こんな様子。
床は組み終わり、コンパネは施工済みですが、外壁下地のガラはまだ張られる前で、
家の骨組みをおおっているタイベック(透湿防水シート)が光を透過しています。
1月19日(土)
それから一週間後に訪ねると、中の様子はずいぶん様変わり。
壁の内側には断熱材が充填され、サッシもすべて所定の位置に収まっていました。
2月7日(木)
そしてこちらが、昨日の現場の様子。
外壁全面に規則正しくガラが張られています。
玄関のある北側からの外観は、こんなかんじ。
すでに天井一面にプラスターボードが張られ、すこしずつ部屋らしさを増しています

きしむはしごを伝って、2Fへ。
1Fと同じように、2Fも天井のプラスターボードは施工済みの様子。
部屋の配置もなんとなく見えつつあります。
昨日ケンイチさんは、階段の取付け作業中でした。
Mさんの家は、プレカット(現場で組み合わせて造る規格品)の階段を採用しています。
材を刻む手間が省ける一方、「(モノから)作った人の意図を読み取るのが
けっこう大変でなあ」とケンイチさん。
サイズを合わせるのに部材を切りすぎたりしないよう、細心の注意を払って
作業している様子でした。。
2008年02月06日
2世帯住宅DVD第2弾の撮影風景
篠ノ井で新築工事が進んでいた2世帯住宅、Tさんの家が本日お引渡しになります。
そこでお引渡し前日の昨日、2世帯住宅DVD第2弾の撮影が行われました

朝8時から作業スタート。
カメラマンは、前回と同じくミヤザキさんです。
Tさんの家は、玄関と中庭で2つの住まいをつなぐ、というタイプの2世帯住宅。
前回撮影させていただいた2世帯住宅のIさんの家とは趣を異にします。
撮影は、まず外観から。
ミヤザキさんは、6.5寸角のヒノキの大黒柱を撮影中。
ん?右端にアヤしい人影(?)が...?
玄関のあとは、親御さん世帯が暮らす予定の平屋へ移動。
各部屋のポイントを順々に撮っていきます。
LDKは南に面していて明るい空間です。
あ、キッチンの隅にも何かが...大人の座敷童子...?
システムキッチンは日立ハウステック社製で、ダークブラウン色の木目調の
ものが入っていました。
引き出しの取っ手部分の直線が、モダンな印象です。
平屋をひととおり撮影したら、今度は子どもさん世帯が暮らす予定の2階建てを撮影。
お施主さんの希望で、リビングの中に階段、という間取りのLDKです。
畳にもれ落ちてくる光がきれい...とシャッターを押した瞬間、またしても右端にまあるい顔がー
浴室は、1.5坪とひろびろのサイズ。快適そうです

2Fには、ご夫婦の寝室と子ども部屋が配されています。
いずれも、ゆったりとした設計。
ところで子ども部屋の奥に佇む営業Aさん、見ればおもいっきりカメラ目線で、
しかも口元にかすかに笑みまで浮かべちゃって...
「顔出しはNGだから撮っちゃダメだよ」なんて言っていたのは、どこの
だれでしたー?
2008年02月04日
千曲市の2棟同時新築住宅、施工例をアップしました
千曲市にて、ご兄弟それぞれの家を2棟同時に新築されたSさんの家の様子を、
ホームページの住宅施工例にアップしました

千曲市 S邸 住宅施工例
上の写真は、先日お引渡しした弟さんとお母さんが住まう家の外観です。
詳しくはぜひ、ホームページ掲載の住宅施工例をご覧ください

2008年02月01日
工場での製材作業と、会社裏の意外に広い貯木場
製材工場前、今朝9時すぎ。
雪まじりの風が吹き、地面はうっすら雪で白く覆われていました

が、午後にはこのとおり、すきっと青空

同じ日の天気だとは思えない変わりようです。。
さて。
工務店としての家づくりの様子をお伝えすることが多い鎌倉日誌ですが、
社名に"材木店"と冠しているとおり、丸太の製材も当社の主要業務です。
そこで本日は、会社の製材工場の様子をすこし。
工場では日々、数機の製材機が稼動して、貯木場にストックされている
丸太を製材しています。
写真を撮りに行ったときにはちょうど、タナカさんが米マツを製材中。
大きな電動のこぎりが木を削ぐガーっというけたたましい音が鳴り響いている
ため、ここの作業場にいる人たちはみんな、耳栓をしています。
一本の米マツ丸太がこのとおり↑、無駄なく切り取られました。
ですが、ゴミになるわけではありません。
当社で小さな木片(チップ)に粉砕したのち、製紙会社へ送り、紙を作る原料と
して利用されます。
今日は強くて冷たい風が吹きすさんでいましたが、そのぶん空気は澄んで
いて、遠くの山もくっきりはっきり見えていました。
ここが、会社裏に広がる貯木場です。
1年を通して、さまざまな種類の丸太が寝かされています。
はじめてここに足を踏み入れる方々は一様に、「裏にこんなに広い場所が
あるなんて」と驚きます。
たしかに、道路に面している会社社屋正面の間口からは、ちょっと想像が
つきにくい広がりかもしれません。。
建具屋さんへ納入する前の材は、こんな風に積み重ねて、空気に晒して
自然乾燥させています。
この丸太は、戸隠・鬼無里あたりの山から切り出してきた地元のスギ材。
当社ではこれを、柱や屋根や外壁の下地材など家づくりに多用しています。
しばらくののち、この丸太も誰かの家で命をつなぐことになるでしょう
