2016年08月22日
HP施工例に【上野の家】を掲載しました!&ZEHビルダー登録が完了しました!
長野市上野にて完成したIさんのお住いを
鎌倉の家 施工例に掲載しました。

左官屋さんであるIさんご夫婦も外壁・内装などの施工をされました。
ご夫婦の熟練技が光るお住いです
ぜひご覧下さい。
~お知らせ~
鎌倉材木店はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)ビルダー登録が完了いたしました。

ZEHとは・・・
住まいの断熱性、省エネ性能を上げること太陽光発電などでエネルギーを創ることなどにより、
年間に消費する正味(ネット)のエネルギーがおおむねゼロとする住宅のことです。

新築を建てる場合に国が促進している自給自足できる住宅に対して
補助金を受けることができる制度になっております。
ZEHについて詳しくは資源エネルギー庁のHPをご確認ください。
そして先週は高校生が職業体験にきてくれました!

その様子もまたアップしたいと思います
鎌倉の家 施工例に掲載しました。

左官屋さんであるIさんご夫婦も外壁・内装などの施工をされました。
ご夫婦の熟練技が光るお住いです

~お知らせ~
鎌倉材木店はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)ビルダー登録が完了いたしました。

ZEHとは・・・
住まいの断熱性、省エネ性能を上げること太陽光発電などでエネルギーを創ることなどにより、
年間に消費する正味(ネット)のエネルギーがおおむねゼロとする住宅のことです。

新築を建てる場合に国が促進している自給自足できる住宅に対して
補助金を受けることができる制度になっております。
ZEHについて詳しくは資源エネルギー庁のHPをご確認ください。
そして先週は高校生が職業体験にきてくれました!

その様子もまたアップしたいと思います

2016年05月23日
長野市上野のお住いが完成しました!
先月末、長野市上野で新築工事が行われていたIさんのお住いが完成し、
お引き渡しとなりました

過去ブログでもご紹介したように、Iさんご夫妻が左官屋さんということもあり、
お住いの外壁・内装はタイル、塗り壁が多用されています。

広々とした玄関ポーチ。
ポーチ床タイルは、吸水率1%以下のほとんど水を
吸わない300角の磁器タイルです。外壁のレンガ調
タイルと調和した、重厚な雰囲気の玄関廻りとなりました。

式台を設けた玄関。存在感のある御影石が、上がり口の
アクセントになっています。腰壁は明るめの茶色で塗装した
米杉、壁は左官仕上げです。

化粧梁が美しい天井はクロスではなく、左官仕上げになっています。
梁の間には、ポリスチレン樹脂で出来ている格子状のプラスチックルーバーが、
はめ込んであります。
天井照明の目隠しとして、また照明からの光を格子に反射させることで、
やわらかな優しい光になる、という効果があるそうです。
これはIさんのアイデアで取り付けられました
床はケンパス無垢フローリング。ケンパスはカリン材によく似てた外材で、
堅くて傷が付きにくく床材として最適なのだそう。

2月のブログでタイルの目地入れ工事をアップしたダイニングキッチンの床。
こちらが完成した写真です

キッチンカウンターの壁部分はモザイクタイルが貼ってあります。
モザイクタイルとは、タイル1辺のサイズが5cm以下のタイルの事を
言うそうです。

拡大写真。大理石調や透明ガラス調など色々な
材質のタイルが集まって、模様を作り出しています

乳白色の陶器質タイルが美しい洗面所。
壁やオリジナル造作の洗面台にもタイルが使われています。

最近の浴室はシステムバスが主流になりつつあるようですが、
Iさんのお住いは、自由度の高い在来工法の浴室です。
浴槽はもちろん、床・壁・天井等、窓の大きさから位置まで
自分好みの浴室を造ることが出来ます。
他にハーフユニットバスという、腰板までがシステムバス様式で、
腰上の壁と天井部分はタイル壁や板壁など自由にデザインできる
という施工もあります。
鎌倉材木店では、ライフスタイルにあわせた浴室の施工が可能です。
プランのご相談も、お気軽に声をお掛けください。

少し見づらいですが・・
Iさん邸の塗り壁の仕上げパターンの一部。Iさんの熟練技が炸裂しています
ご自身の思い描いたお住いを、ご自身で造られる。うらやましいですね
お引き渡しとなりました


過去ブログでもご紹介したように、Iさんご夫妻が左官屋さんということもあり、
お住いの外壁・内装はタイル、塗り壁が多用されています。

広々とした玄関ポーチ。
ポーチ床タイルは、吸水率1%以下のほとんど水を
吸わない300角の磁器タイルです。外壁のレンガ調
タイルと調和した、重厚な雰囲気の玄関廻りとなりました。

式台を設けた玄関。存在感のある御影石が、上がり口の
アクセントになっています。腰壁は明るめの茶色で塗装した
米杉、壁は左官仕上げです。

化粧梁が美しい天井はクロスではなく、左官仕上げになっています。
梁の間には、ポリスチレン樹脂で出来ている格子状のプラスチックルーバーが、
はめ込んであります。
天井照明の目隠しとして、また照明からの光を格子に反射させることで、
やわらかな優しい光になる、という効果があるそうです。
これはIさんのアイデアで取り付けられました

床はケンパス無垢フローリング。ケンパスはカリン材によく似てた外材で、
堅くて傷が付きにくく床材として最適なのだそう。

2月のブログでタイルの目地入れ工事をアップしたダイニングキッチンの床。
こちらが完成した写真です


キッチンカウンターの壁部分はモザイクタイルが貼ってあります。
モザイクタイルとは、タイル1辺のサイズが5cm以下のタイルの事を
言うそうです。

拡大写真。大理石調や透明ガラス調など色々な
材質のタイルが集まって、模様を作り出しています


乳白色の陶器質タイルが美しい洗面所。
壁やオリジナル造作の洗面台にもタイルが使われています。

最近の浴室はシステムバスが主流になりつつあるようですが、
Iさんのお住いは、自由度の高い在来工法の浴室です。
浴槽はもちろん、床・壁・天井等、窓の大きさから位置まで
自分好みの浴室を造ることが出来ます。
他にハーフユニットバスという、腰板までがシステムバス様式で、
腰上の壁と天井部分はタイル壁や板壁など自由にデザインできる
という施工もあります。
鎌倉材木店では、ライフスタイルにあわせた浴室の施工が可能です。
プランのご相談も、お気軽に声をお掛けください。

少し見づらいですが・・
Iさん邸の塗り壁の仕上げパターンの一部。Iさんの熟練技が炸裂しています

ご自身の思い描いたお住いを、ご自身で造られる。うらやましいですね

2016年02月17日
長野市上野の現場から~左官と室内の様子~
前回に続き、長野市上野のIさんのお住まいからです

土間からリビングを見たところです。
プラスターボードが施工された状態から・・
↓ ↓

↓ ↓

プラスターボードのジョイント部分にパテ処理を行い、
高千穂シラス㈱の中霧島壁ライトを塗り込んでいきます。

↓ ↓

こちらはホールから玄関を見たところ。
すべて左官仕上げになっています。
写真だと分かりにくいですが、天井・壁など、
場所によって仕上げの種類が違うので、
統一感の中にも変化があって楽しめます。


トラックで大量に砂が運ばれてきました。
これは「川砂(かわすな)」といって河川に堆積された砂です。
↓ ↓

このようにセメントと混ぜて、モルタルを作ります。
↓ ↓

パントリーの壁下地を施工中の I さん。
「この家は、ほとんど塗り壁だよ。クロス使っているところは無いよ。」
「塗り壁の良いところは湿気がないところ。6月に家に来てみなよ。
全然違うから。結露もないよ。」と I さん。
「欠点は乾燥するところかな。でも一つぐらい欠点もなくちゃね
」

I さんの仕事道具です。
これだけの種類のコテとブラシがあるのですね
お話しからも、仕事に対する誇りが伝わってきました。
「職人さんはスゴイな~」と改めて思ったカマクラでした


土間からリビングを見たところです。
プラスターボードが施工された状態から・・
↓ ↓

↓ ↓

プラスターボードのジョイント部分にパテ処理を行い、
高千穂シラス㈱の中霧島壁ライトを塗り込んでいきます。

↓ ↓

こちらはホールから玄関を見たところ。
すべて左官仕上げになっています。
写真だと分かりにくいですが、天井・壁など、
場所によって仕上げの種類が違うので、
統一感の中にも変化があって楽しめます。


トラックで大量に砂が運ばれてきました。
これは「川砂(かわすな)」といって河川に堆積された砂です。
↓ ↓

このようにセメントと混ぜて、モルタルを作ります。
↓ ↓

パントリーの壁下地を施工中の I さん。
「この家は、ほとんど塗り壁だよ。クロス使っているところは無いよ。」
「塗り壁の良いところは湿気がないところ。6月に家に来てみなよ。
全然違うから。結露もないよ。」と I さん。
「欠点は乾燥するところかな。でも一つぐらい欠点もなくちゃね


I さんの仕事道具です。
これだけの種類のコテとブラシがあるのですね

お話しからも、仕事に対する誇りが伝わってきました。
「職人さんはスゴイな~」と改めて思ったカマクラでした

2016年02月12日
長野市上野の現場から~タイル張りと建具調節~

前回のブログから大分経ってしまいましたが、長野市上野の
I さん邸の工事状況を、2回にわけてお伝えします


こちらはダイニングキッチン。
I さんの奥様がタイルの目地詰めを
始めるところでした。
I さんご夫妻が左官屋さんということもあり、
お住いの内装はタイル、塗り壁が多用されています


ゴムコテで目地材を詰めていきます。

↑ ↑ ↑
こちらが詰め終えた状態。
しっかりと乾燥後、スポンジで拭き取ります。
出来上がりの写真ですが・・この後、養生シートで覆われ、
見ることが出来ませんでした


お楽しみにしたいと思います。

11月に入り、足場がはずされました。
青空の下、総レンガ張りの外観が目を引きます



上写真のダイニングキッチンの壁です。
塗り壁にシックな大理石調のボーダータイルがオシャレです



この日は、建具屋さんが襖や扉など、建具の納入に
来ていました。リビングと和室を分ける襖を鋸、鉋で
少しずつ削りながら調節しています。

図面通りに造作された襖ですが、現場での
微調整は必要なのだそうです。
I さんのお住いの建具は、他にも見所がいっぱいです。
長くなりましたので、室内の造作写真は次回アップする
ことにし、今日はここまでといたします

2015年09月16日
長野市上野の現場から~外壁タイル張り工事~
前回ブログから大分時間が経ってしまいましたが、上野のIさんの
お住いは現在、外壁のタイル工事中です。

前回ブログでは外壁の下地塗りの様子をお伝えしました。
先日伺ったところ・・・
↓ ↓ ↓

外壁のタイルの施工が、かなり進んでいました。

玄関ポーチも・・
↓ ↓ ↓

この通り!
縦方向の目地が互い違いになっているタイル貼りを
よく見かけますが、これを『馬目地(うまめじ)』と言います。
モルタル下地を施工した上に、『二丁掛平タイル』を貼って
いく、昔ながらの湿式工法です。

『二丁掛平タイル』は、主に外壁で使用されるタイルだそう。
自然な濃淡がついた、明るい色のレンガ調タイルです。

この部分はこれからタイルを貼るようです。タイルの横目地がそろうように、
墨付けがされています。一枚一枚、手で貼っていく根気のいる作業です

レンガ風タイルは目地の入れ方によって雰囲気が
変わるそうです。Iさん邸の目地仕上げは『深目地』です。
目地が深いため、光の当たり方によってできる影が、
様々な表情を生みだします。タイルについて熟知されている
Iさんご夫妻ならではの選択だと思います

こちらも以前のブログで紹介した、M大工さん
力作の和室です。

ウォークインクローゼット横の廊下です。
腰壁は米杉、ドア枠などはツガ材を使用
両材とも明るめの茶色で塗装してあります。

2F洋室。あらわしの梁の存在感が、吹き抜けに
よってさらに引き立つ感じです
次行程にそろそろ移れそうなIさん邸。
天井・壁はほぼ、Iさんご夫妻による左官仕上げに
なるそうです。どのような仕上がりになるか、今から
とても楽しみです
お住いは現在、外壁のタイル工事中です。


前回ブログでは外壁の下地塗りの様子をお伝えしました。
先日伺ったところ・・・
↓ ↓ ↓

外壁のタイルの施工が、かなり進んでいました。

玄関ポーチも・・
↓ ↓ ↓

この通り!
縦方向の目地が互い違いになっているタイル貼りを
よく見かけますが、これを『馬目地(うまめじ)』と言います。
モルタル下地を施工した上に、『二丁掛平タイル』を貼って
いく、昔ながらの湿式工法です。

『二丁掛平タイル』は、主に外壁で使用されるタイルだそう。
自然な濃淡がついた、明るい色のレンガ調タイルです。

この部分はこれからタイルを貼るようです。タイルの横目地がそろうように、
墨付けがされています。一枚一枚、手で貼っていく根気のいる作業です


レンガ風タイルは目地の入れ方によって雰囲気が
変わるそうです。Iさん邸の目地仕上げは『深目地』です。
目地が深いため、光の当たり方によってできる影が、
様々な表情を生みだします。タイルについて熟知されている
Iさんご夫妻ならではの選択だと思います


こちらも以前のブログで紹介した、M大工さん
力作の和室です。

ウォークインクローゼット横の廊下です。
腰壁は米杉、ドア枠などはツガ材を使用

両材とも明るめの茶色で塗装してあります。

2F洋室。あらわしの梁の存在感が、吹き抜けに
よってさらに引き立つ感じです
次行程にそろそろ移れそうなIさん邸。
天井・壁はほぼ、Iさんご夫妻による左官仕上げに
なるそうです。どのような仕上がりになるか、今から
とても楽しみです

2015年05月18日
長野市上野の工事現場から~造作と左官~

長野市上野のIさんのお住いは、外壁の下地塗りが行われていました。

ロール状の白いシートは「グラスファイバーメッシュシート」です。
メタルラスの上に、このメッシュシートを止め付けてからモルタルの
下塗りをします。「グラスファイバーメッシュシート」を貼ることにより、
モルタルの乾燥クラック(ひび割れ)を予防するのです。

空になったバケツに、モルタルを入れ機械で吊り上げて、作業中の
職人さんに渡します。

Iさんのお住いの左官工事をされているのは、Iさんご夫妻!?
そうなんです

仕事の手際の良さは、息が合ったお二人ならではでしょうか


2階はすでにPB張りも終わり、内装工事を待つだけの
状態です。どの部屋もきれいに掃除され、床の端から
端まで傷がつかないように、しっかりと養生シートが
敷かれていました。

M大工さんは和室の床の間を造作中。
床柱は杉の絞り丸太です。
絞り丸太は、表面に波のようなシワ文様がはいっている
丸太です。 突然変異によるものなので、昔は大変
貴重だったとか

現在は、立木に箸のような材料を針金で巻き付け、数年
成長させ、木肌表面にシワをつける「人造絞り丸太」が
多く使用されているそうです。


「狭いところ嫌いなんだよなー」と小声でつぶやきながら
床の間横の仏間を造作中のM大工さん。
和室の造作は、大工さんの技術がとても必要とされるそう。
M大工さん力作の和室、仕上がりが楽しみです

2015年04月03日
長野市上野で造作工事中!!
長野市上野では、Iさんのお住いの造作工事が続いています
2月末

前回ブログでも触れましたが、Iさん邸の撮影日は晴れます!!
この日も青空がひろがる、よいお天気でした

1月末はタイベックが貼られていた外壁も、この日はワイヤーラスの
施工が終わっていました。 ワイヤーラスは針金を編んだようなもので、
モルタルを付着させるために使います。

階段の造作はこれからなので、はしごを上って2階へ

ここでひときわ目をひくのは、2階の天井を真っ直ぐに
伸びている木目も美しい大きな梁5本。
昨年の秋、M大工さんがはつりをしていた梁です。
3月末

この日も雲ひとつない青空!! 何も言うことはありません

階段の造作が完了していました。
これからは2階の撮影もスムーズにできます

壁の造作が始まり、大きなひとつの空間だった2階は、各部屋に
区切れていました。

2階担当のK大工さんは、トイレのドア枠を造作中。
枠の寸法を合わせている最中でした。

こちらは1階和室から見たリビング~土間です。

1階担当のM大工さんは、土間からリビングに上がる、
框(かまち)を造作中。框に使われているのは「ナトー」という
木材です。ナトーは桃褐色・赤褐色で、木肌がきめ細かく
なめらかなところが、好まれているそうです。

「ちょっと狭かったかな・・」 きれいに納まるように、寸法をはかり
細かな調整をします。
細かい作業が続いたM大工さん、休憩がてらブログネタを披露

これは止型定規という角材の側面まで、1回で線が引ける便利道具です。
「家のおぼっちゃまが、『顔があるよ~~
』って言うんだよ。
子どもには顔に見えるのかね。」 この話の後は、こちらを向いて
「笑っている顔」にしか見えなくなりました
やさしいお父さんの顔になったM大工さん。この後、仕事に戻って
いきました。
Iさんのお住いの造作はこれからも続きます

2月末

前回ブログでも触れましたが、Iさん邸の撮影日は晴れます!!
この日も青空がひろがる、よいお天気でした


1月末はタイベックが貼られていた外壁も、この日はワイヤーラスの
施工が終わっていました。 ワイヤーラスは針金を編んだようなもので、
モルタルを付着させるために使います。

階段の造作はこれからなので、はしごを上って2階へ

ここでひときわ目をひくのは、2階の天井を真っ直ぐに
伸びている木目も美しい大きな梁5本。
昨年の秋、M大工さんがはつりをしていた梁です。
3月末

この日も雲ひとつない青空!! 何も言うことはありません


階段の造作が完了していました。
これからは2階の撮影もスムーズにできます


壁の造作が始まり、大きなひとつの空間だった2階は、各部屋に
区切れていました。

2階担当のK大工さんは、トイレのドア枠を造作中。
枠の寸法を合わせている最中でした。

こちらは1階和室から見たリビング~土間です。

1階担当のM大工さんは、土間からリビングに上がる、
框(かまち)を造作中。框に使われているのは「ナトー」という
木材です。ナトーは桃褐色・赤褐色で、木肌がきめ細かく
なめらかなところが、好まれているそうです。


「ちょっと狭かったかな・・」 きれいに納まるように、寸法をはかり
細かな調整をします。
細かい作業が続いたM大工さん、休憩がてらブログネタを披露


これは止型定規という角材の側面まで、1回で線が引ける便利道具です。
「家のおぼっちゃまが、『顔があるよ~~

子どもには顔に見えるのかね。」 この話の後は、こちらを向いて
「笑っている顔」にしか見えなくなりました

やさしいお父さんの顔になったM大工さん。この後、仕事に戻って
いきました。
Iさんのお住いの造作はこれからも続きます

2015年01月26日
長野市上野の造作と左官工事
先週のブログで予告しました、長野市上野のIさんのお住いから
10月

11月

同じ写真が2枚続いているように見えますが、上棟から1ヶ月後、
2ヶ月後の外観写真です。 1階は、サッシがはめ込まれ、透湿・
防水シートのタイベックが張られています。
↓ ↓ そして年が明けて・・
1月

Iさん邸の撮影日は毎回天気が良く、この日も青い空が広がっていました
1階だけではなく、2階もサッシがはめ込まれ、透湿・防水シートのタイベックが
張られていました。

ここはLDKです。
床はナラ無垢フローリング、㈱キムラの自然塗料を使用する予定です。


2階は天井が張られていないので、小屋組が見られます。
わかりにくいのですが
…黒い丸枠の箇所に柱と横架材、柱と筋交いを
しっかり固定するための金物が取り付けられています。

外では左官職人さんがセメントに、白い粉末を混ぜてミキシング中。
粉末の正体は、下塗りモルタル用軽量骨材「ISサンド」といい、砂の代わりに
セメントに混ぜ、下塗り用モルタルとして使用するそうです。(㈱石蔵商店HPより)


玄関ドア下の隙間を丁寧に埋めていきます。

家の北側では、軒先に通気(換気)口を設けている最中でした。
土台などから入った空気が外壁を通り、軒天から出て行きます。
通気性を良くすること=(イコール)結露などを防ぐことになるそうです。
Iさんのお住いの造作工事は、いろいろな職人さんの手を経て
これからも続いていきます

10月

11月

同じ写真が2枚続いているように見えますが、上棟から1ヶ月後、
2ヶ月後の外観写真です。 1階は、サッシがはめ込まれ、透湿・
防水シートのタイベックが張られています。
↓ ↓ そして年が明けて・・
1月

Iさん邸の撮影日は毎回天気が良く、この日も青い空が広がっていました

1階だけではなく、2階もサッシがはめ込まれ、透湿・防水シートのタイベックが
張られていました。

ここはLDKです。
床はナラ無垢フローリング、㈱キムラの自然塗料を使用する予定です。


2階は天井が張られていないので、小屋組が見られます。
わかりにくいのですが

しっかり固定するための金物が取り付けられています。

外では左官職人さんがセメントに、白い粉末を混ぜてミキシング中。
粉末の正体は、下塗りモルタル用軽量骨材「ISサンド」といい、砂の代わりに
セメントに混ぜ、下塗り用モルタルとして使用するそうです。(㈱石蔵商店HPより)


玄関ドア下の隙間を丁寧に埋めていきます。

家の北側では、軒先に通気(換気)口を設けている最中でした。
土台などから入った空気が外壁を通り、軒天から出て行きます。
通気性を良くすること=(イコール)結露などを防ぐことになるそうです。
Iさんのお住いの造作工事は、いろいろな職人さんの手を経て
これからも続いていきます

2015年01月22日
ホームページ施工例に【小船山の家】掲載しました!

千曲市小船山にて完成したYさんのお住まいを、鎌倉の家 施工例に掲載しました

ぜひご覧ください!
~今日の小ネタ~
長野市上野のIさんのお住いから。

根太を打っているM大工さんによるDIY講座【木材の溝の切り方】です


三角定規をあてながら(垂直になるよう)電動丸ノコで、細かい切り込みを
入れていきます。


金槌で叩くと、面白いほど簡単に割れていきます


叩いた後の凸凹をノミで削り、なめらかにします


ビスで留めます。
このような細かい作業の積み重ねで、住宅は出来上がっていきます。
Iさんのお住いの造作現場は、また後日ブログでご紹介いたします

2014年11月07日
上野のIさんのお住い ~筋交いの造作~


長野市上野のIさんのお住いは、上棟から約1ヶ月経ちました。
造作工事が着々と進んでいます


写真中央の開口部分、こちらが玄関です。

1階から見た小屋組みの様子。
下から見上げる通柱と管柱は、いつ見ても壮観で、
ついシャッターを押してしまいます

この柱も地元産の杉材を使用しています。

和室からリビングを見たところです。
造作初期はまだ壁もなく、構造材の状態のため、どの部屋を
撮影しているのかわからなくなる!?なんてこともよくあります


これは火打ち梁(ひうちばり)です。
↓ ↓ ↓

火打ち梁は、2階床組の床張りや胴差の隅角部分を、
三角に組むことによって地震などによる建物の変形を防ぎます。
ところで・・

Iさんのお住いを現在造作中なのが、M大工さん。
M大工さんと言えば「はつり」を施した梁を、以前ブログで紹介しました。
現場を訪れたときは、筋交いの造作中でした。

溝を入れておいた床梁に、間柱をはめ込みます。
↓ ↓ ↓

次に間柱に筋交いをはめ込みます。
間柱は、あらかじめ筋交いと干渉する部分を、欠き取ってあります。
(2つ上の写真です。) ※M大工さん、顔出しNGのためモザイクかけています。
↓ ↓ ↓

こんな感じに仕上がりました。
「企業秘密をブログでバラしたな~~」とM大工さん。
はい。これからも素晴らしい技は、秘密にしないで
ブログにて発信していきたいと思っています

Iさんのお住いの造作はこれからも続きます

2014年09月30日
長野市上野で上棟しました!
9月26日・27日の二日間に渡り、長野市上野のIさんのお住いで
上棟が行われました
9月26日

秋晴れの中、Iさんにもお立ち会いいただき、安全祈願をして工事を開始。
会社で製材した材木たちはクレーンで吊り上げられ、
次々と建てられていきます

胴差(どうさし)を掛け矢(大形の木槌)で叩き、はめこんでいく作業中のY大工さん。


お昼前には、1階部分が出来上がりました

床梁(ゆかばり)を組んでいきます。
大工さんが刻んだ継手(この場合は、梁同士の接合部)や仕口(この場合は、
梁と柱の接合部)をしっかりと合わせ、掛け矢で叩いて固定。
↓ ↓

午後3時過ぎ、きれいに納まっていました
9月27日

翌27日、屋根の垂木(棟木から斜めに架け渡されている部分)をかけて、
夕方5時半過ぎ作業は無事に終了。続いて上棟式に移ります。

午後6時、Iさんご夫妻にも来ていただき上棟式開始です。

家の四隅にお酒、塩、お米をまいて清め、今後の工事の安全を祈願いたしました
これからしばらくの間、大工さんの造作工事が進みます。
~*追記*~
上の写真はお隣の家のベランダから撮影したものが含まれています。
お隣にお住いの方の、ご厚意で上らせていただきました。
この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました
上棟が行われました

9月26日

秋晴れの中、Iさんにもお立ち会いいただき、安全祈願をして工事を開始。
会社で製材した材木たちはクレーンで吊り上げられ、
次々と建てられていきます


胴差(どうさし)を掛け矢(大形の木槌)で叩き、はめこんでいく作業中のY大工さん。


お昼前には、1階部分が出来上がりました


床梁(ゆかばり)を組んでいきます。
大工さんが刻んだ継手(この場合は、梁同士の接合部)や仕口(この場合は、
梁と柱の接合部)をしっかりと合わせ、掛け矢で叩いて固定。
↓ ↓

午後3時過ぎ、きれいに納まっていました

9月27日

翌27日、屋根の垂木(棟木から斜めに架け渡されている部分)をかけて、
夕方5時半過ぎ作業は無事に終了。続いて上棟式に移ります。

午後6時、Iさんご夫妻にも来ていただき上棟式開始です。

家の四隅にお酒、塩、お米をまいて清め、今後の工事の安全を祈願いたしました

これからしばらくの間、大工さんの造作工事が進みます。
~*追記*~
上の写真はお隣の家のベランダから撮影したものが含まれています。
お隣にお住いの方の、ご厚意で上らせていただきました。
この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました

2014年09月05日
上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
長野市上野のIさんのお住いの現況です

8月8日、配筋が終了しました。

基礎工事も完了です。
次はいよいよ土台敷、そして上棟となります

こちらが出番待ちの材木たち。

そのため社屋の裏にある作業場で、大工さんたちは毎日
材木の刻みに追われています

“墨付け”がされた材木。
この“墨付け”された箇所を、のみや鋸(ノコギリ)で切ったり、
削ったりしてゆく作業を「刻み」といいます。

これが“墨付け”の道具、「墨つぼ」と「墨さし」です。

梁に化粧がされています
このような化粧を「釿(ちょうな)はつり」と言うそうですが、
今回「釿(ちょうな)」は使用していないそうです。
亀甲(きっこう)という、はつり方法に似ていますが
M大工さんいわく「やり方は企業秘密だよ」と、はぐらかされてしまいました

木の表面を“はつる(削りとる)”ことで木目に動きが出て、
ひと味違う雰囲気の梁となりました。

きちんと並べられたM大工さんの大工道具たち。
近年、木材の加工はプレカットが主流となっていますが、
木造住宅で無垢材を取り扱う当社では、大工職人さんが1本1本
材の性質を見ながら手刻みをします。
古くから受け継がれてきた「手刻み」。時間と手間はかかりますが
一つ一つ丁寧に仕上げる伝統工法、大切にしたいですね
※プレカット=コンピューターと機械による、柱や梁の接ぎ手・仕口加工のことです。


8月8日、配筋が終了しました。

基礎工事も完了です。
次はいよいよ土台敷、そして上棟となります


こちらが出番待ちの材木たち。

そのため社屋の裏にある作業場で、大工さんたちは毎日
材木の刻みに追われています


“墨付け”がされた材木。
この“墨付け”された箇所を、のみや鋸(ノコギリ)で切ったり、
削ったりしてゆく作業を「刻み」といいます。

これが“墨付け”の道具、「墨つぼ」と「墨さし」です。

梁に化粧がされています

このような化粧を「釿(ちょうな)はつり」と言うそうですが、
今回「釿(ちょうな)」は使用していないそうです。
亀甲(きっこう)という、はつり方法に似ていますが
M大工さんいわく「やり方は企業秘密だよ」と、はぐらかされてしまいました


木の表面を“はつる(削りとる)”ことで木目に動きが出て、
ひと味違う雰囲気の梁となりました。

きちんと並べられたM大工さんの大工道具たち。
近年、木材の加工はプレカットが主流となっていますが、
木造住宅で無垢材を取り扱う当社では、大工職人さんが1本1本
材の性質を見ながら手刻みをします。
古くから受け継がれてきた「手刻み」。時間と手間はかかりますが
一つ一つ丁寧に仕上げる伝統工法、大切にしたいですね

※プレカット=コンピューターと機械による、柱や梁の接ぎ手・仕口加工のことです。
2014年07月09日
長野市上野で地鎮祭が執り行われました。
7日~8日にかけ、過去最大級といわれる台風が沖縄に上陸。
被害に遭われた方には心よりお見舞いを申し上げます。
これから九州→関西→関東→東北、北海道と、北上すると予想されています。
どうか皆様、充分にお気をつけください。

7月8日(火)長野市上野にて、新築されるIさんのお住まいの地鎮祭が執り行われました。
午前中の市内は青空が見え、最高気温30℃を超える暑い日となりました。

神主さんが工事の安全を祈る祝詞を奏上。
その土地の守護神に祈りの詞をささげます。

そして四隅を祓い清めます。
このとき、切幣(きりぬさ)を写真上のように撒いていきます。

次に玉串奉奠(たまぐしほうてん)。
神主さんからIさんご一家、会社スタッフと一人ずつ玉串を受け取り、
篳篥(ひちりき)の音が響く中、奉納します。
お神酒をかわして、この日の地鎮祭は無事に終わりました
これからIさんのお住まいの新築工事がはじまります
被害に遭われた方には心よりお見舞いを申し上げます。
これから九州→関西→関東→東北、北海道と、北上すると予想されています。
どうか皆様、充分にお気をつけください。

7月8日(火)長野市上野にて、新築されるIさんのお住まいの地鎮祭が執り行われました。
午前中の市内は青空が見え、最高気温30℃を超える暑い日となりました。

神主さんが工事の安全を祈る祝詞を奏上。
その土地の守護神に祈りの詞をささげます。

そして四隅を祓い清めます。
このとき、切幣(きりぬさ)を写真上のように撒いていきます。

次に玉串奉奠(たまぐしほうてん)。
神主さんからIさんご一家、会社スタッフと一人ずつ玉串を受け取り、
篳篥(ひちりき)の音が響く中、奉納します。
お神酒をかわして、この日の地鎮祭は無事に終わりました

これからIさんのお住まいの新築工事がはじまります
