2016年02月26日
長野市三輪の現場から~造作中です~
長野市三輪で工事進行中のTさんのお住い。
12月末~2月末までの現場状況をお伝えします
12月末

2階の天井はプラスターボードがキレイに張り終えていました。

1階ではM大工さんが、天井のプラスターボードの施工中。
その過程を少し追ってみました

断熱材としてロックウール425を、野縁の上に敷き詰めていきます。

プラスターボード(以下PB)をサイズに合わせ断裁していきます。

Tさんのお住いは、1階リビング・ダイニングの天井が、化粧梁に
なっているため、梁と梁との間にPBをはめ込むように施工して
いきます。
PBの中心にカッターでサッと筋を入れ、軽く折り曲げます。

その状態で片方の梁の上にPBを差し込みます。しっかり入ったら、
もう片方の梁にもPBを差し込み、折り曲げた部分をのばしていきます。

最後にビスで留め付けていきます。PBが梁の上にのるため、
すき間が出来たり、落ちたりすることがありません。
長年の経験があってこその「技」ですね

↓ ↓

1月の時点では全体をシートに覆われていたTさん邸ですが、
2月末にはサイディングの施工も完了し、足場もはずされ外観が
見られるようになりました

↓ ↓


プラスターボードの壁も・・パテ処理が施され、塗り壁風の
クロスが張られていました。

1階で造作中のM大工さん。


トイレとシステムバスも入りました。

共立管工のKさんは、床下でキッチン・トイレ・お風呂などの、
給排水設備の工事中。台車の上に腹這いになり、狭い床下を
移動しながら、配管工事を行ってくれています。
Tさんのお住いは、完成に向けて追い込みに入ってきたようです
12月末~2月末までの現場状況をお伝えします

12月末

2階の天井はプラスターボードがキレイに張り終えていました。

1階ではM大工さんが、天井のプラスターボードの施工中。
その過程を少し追ってみました


断熱材としてロックウール425を、野縁の上に敷き詰めていきます。

プラスターボード(以下PB)をサイズに合わせ断裁していきます。

Tさんのお住いは、1階リビング・ダイニングの天井が、化粧梁に
なっているため、梁と梁との間にPBをはめ込むように施工して
いきます。
PBの中心にカッターでサッと筋を入れ、軽く折り曲げます。

その状態で片方の梁の上にPBを差し込みます。しっかり入ったら、
もう片方の梁にもPBを差し込み、折り曲げた部分をのばしていきます。

最後にビスで留め付けていきます。PBが梁の上にのるため、
すき間が出来たり、落ちたりすることがありません。
長年の経験があってこその「技」ですね


↓ ↓

1月の時点では全体をシートに覆われていたTさん邸ですが、
2月末にはサイディングの施工も完了し、足場もはずされ外観が
見られるようになりました


↓ ↓


プラスターボードの壁も・・パテ処理が施され、塗り壁風の
クロスが張られていました。

1階で造作中のM大工さん。


トイレとシステムバスも入りました。

共立管工のKさんは、床下でキッチン・トイレ・お風呂などの、
給排水設備の工事中。台車の上に腹這いになり、狭い床下を
移動しながら、配管工事を行ってくれています。
Tさんのお住いは、完成に向けて追い込みに入ってきたようです

2016年02月24日
長野市高田のアパートが完成しました!
2月初旬、長野市高田で平屋と2階建てアパートが完成し、
お引き渡しとなりました

こちらは2階建てアパートです。


天井まである玄関のシューズクローゼット。
階段下収納や洋室のWICなど、各部屋にしっかりと
収納スペースを確保してあるのがポイントです

南向きの約16帖のLDK。太陽の光が降りそそぐ
明るい部屋になっています。

3帖ほどのWICが併設された洋室。

こちらのシステムバスルームはハウステック社のもの。
1616の広さは、一般的な住宅の浴室と変わりがありません。
賃貸住宅ですが、自宅でくつろいでいるようなバスタイムが
楽しめそうですね

そしてこちらは平屋アパートです。

2階建てと同じく、南向きの約17帖のLDK。


北側の洋室にはWICが併設されています。

洗面所、トイレにも造り付けの収納棚を設置。
収納スペースが多いのは嬉しいですね
新たに建てられた4棟のアパート。
お住いになる方が、快適にお過ごし頂ければと願っております
お引き渡しとなりました


こちらは2階建てアパートです。


天井まである玄関のシューズクローゼット。
階段下収納や洋室のWICなど、各部屋にしっかりと
収納スペースを確保してあるのがポイントです


南向きの約16帖のLDK。太陽の光が降りそそぐ
明るい部屋になっています。

3帖ほどのWICが併設された洋室。

こちらのシステムバスルームはハウステック社のもの。
1616の広さは、一般的な住宅の浴室と変わりがありません。
賃貸住宅ですが、自宅でくつろいでいるようなバスタイムが
楽しめそうですね


そしてこちらは平屋アパートです。

2階建てと同じく、南向きの約17帖のLDK。


北側の洋室にはWICが併設されています。

洗面所、トイレにも造り付けの収納棚を設置。
収納スペースが多いのは嬉しいですね

新たに建てられた4棟のアパート。
お住いになる方が、快適にお過ごし頂ければと願っております

2016年02月22日
須坂市で上棟しました!
先々週のことですが、須坂市にてMさんのお住いの
建方が行われました

この日は20℃を超える地域もあったほど暖かく、
青空の広がる一日となりました。
そのおかげでしょうか、順調に柱が建て上げられていきます。


軒桁を掛け矢(木づち)で叩いて固定します。

午前10時、大工さんたちは・・10時の休憩タイム中
1階はほぼ出来上がっていました。


正午過ぎの現場。小屋束の上に母屋が掛けられています。

お昼の時間ですが“きりの良い”ところまで
作業を進めていきます。


少々雲行きが怪しくなってきた夕方4時過ぎ、野地板張りも
終盤にさしかかっていました。この野地板は、地元の山から
切り出した杉材を使用しています。

野地板張りも終え、無事に棟が上がった5時半過ぎ、
続けて上棟式が行われました。

写真が明るいですね。
だいぶ日も長くなり、春が一歩近づいてきたかな?と
感じることが多くなりました

家の四隅の柱に、お酒とお米、塩をまいて祓い清めます。
Mさんご家族、大工さん、会社スタッフで工事の安全を祈願し、
無事に上棟式を終えました。
ご準備下さいましたM様はじめ皆様お疲れ様でした。
これからよろしくお願いいたします。
建方が行われました


この日は20℃を超える地域もあったほど暖かく、
青空の広がる一日となりました。
そのおかげでしょうか、順調に柱が建て上げられていきます。


軒桁を掛け矢(木づち)で叩いて固定します。

午前10時、大工さんたちは・・10時の休憩タイム中

1階はほぼ出来上がっていました。


正午過ぎの現場。小屋束の上に母屋が掛けられています。

お昼の時間ですが“きりの良い”ところまで
作業を進めていきます。


少々雲行きが怪しくなってきた夕方4時過ぎ、野地板張りも
終盤にさしかかっていました。この野地板は、地元の山から
切り出した杉材を使用しています。

野地板張りも終え、無事に棟が上がった5時半過ぎ、
続けて上棟式が行われました。

写真が明るいですね。
だいぶ日も長くなり、春が一歩近づいてきたかな?と
感じることが多くなりました


家の四隅の柱に、お酒とお米、塩をまいて祓い清めます。
Mさんご家族、大工さん、会社スタッフで工事の安全を祈願し、
無事に上棟式を終えました。
ご準備下さいましたM様はじめ皆様お疲れ様でした。
これからよろしくお願いいたします。
2016年02月17日
長野市上野の現場から~左官と室内の様子~
前回に続き、長野市上野のIさんのお住まいからです

土間からリビングを見たところです。
プラスターボードが施工された状態から・・
↓ ↓

↓ ↓

プラスターボードのジョイント部分にパテ処理を行い、
高千穂シラス㈱の中霧島壁ライトを塗り込んでいきます。

↓ ↓

こちらはホールから玄関を見たところ。
すべて左官仕上げになっています。
写真だと分かりにくいですが、天井・壁など、
場所によって仕上げの種類が違うので、
統一感の中にも変化があって楽しめます。


トラックで大量に砂が運ばれてきました。
これは「川砂(かわすな)」といって河川に堆積された砂です。
↓ ↓

このようにセメントと混ぜて、モルタルを作ります。
↓ ↓

パントリーの壁下地を施工中の I さん。
「この家は、ほとんど塗り壁だよ。クロス使っているところは無いよ。」
「塗り壁の良いところは湿気がないところ。6月に家に来てみなよ。
全然違うから。結露もないよ。」と I さん。
「欠点は乾燥するところかな。でも一つぐらい欠点もなくちゃね
」

I さんの仕事道具です。
これだけの種類のコテとブラシがあるのですね
お話しからも、仕事に対する誇りが伝わってきました。
「職人さんはスゴイな~」と改めて思ったカマクラでした


土間からリビングを見たところです。
プラスターボードが施工された状態から・・
↓ ↓

↓ ↓

プラスターボードのジョイント部分にパテ処理を行い、
高千穂シラス㈱の中霧島壁ライトを塗り込んでいきます。

↓ ↓

こちらはホールから玄関を見たところ。
すべて左官仕上げになっています。
写真だと分かりにくいですが、天井・壁など、
場所によって仕上げの種類が違うので、
統一感の中にも変化があって楽しめます。


トラックで大量に砂が運ばれてきました。
これは「川砂(かわすな)」といって河川に堆積された砂です。
↓ ↓

このようにセメントと混ぜて、モルタルを作ります。
↓ ↓

パントリーの壁下地を施工中の I さん。
「この家は、ほとんど塗り壁だよ。クロス使っているところは無いよ。」
「塗り壁の良いところは湿気がないところ。6月に家に来てみなよ。
全然違うから。結露もないよ。」と I さん。
「欠点は乾燥するところかな。でも一つぐらい欠点もなくちゃね


I さんの仕事道具です。
これだけの種類のコテとブラシがあるのですね

お話しからも、仕事に対する誇りが伝わってきました。
「職人さんはスゴイな~」と改めて思ったカマクラでした

2016年02月12日
長野市上野の現場から~タイル張りと建具調節~

前回のブログから大分経ってしまいましたが、長野市上野の
I さん邸の工事状況を、2回にわけてお伝えします


こちらはダイニングキッチン。
I さんの奥様がタイルの目地詰めを
始めるところでした。
I さんご夫妻が左官屋さんということもあり、
お住いの内装はタイル、塗り壁が多用されています


ゴムコテで目地材を詰めていきます。

↑ ↑ ↑
こちらが詰め終えた状態。
しっかりと乾燥後、スポンジで拭き取ります。
出来上がりの写真ですが・・この後、養生シートで覆われ、
見ることが出来ませんでした


お楽しみにしたいと思います。

11月に入り、足場がはずされました。
青空の下、総レンガ張りの外観が目を引きます



上写真のダイニングキッチンの壁です。
塗り壁にシックな大理石調のボーダータイルがオシャレです



この日は、建具屋さんが襖や扉など、建具の納入に
来ていました。リビングと和室を分ける襖を鋸、鉋で
少しずつ削りながら調節しています。

図面通りに造作された襖ですが、現場での
微調整は必要なのだそうです。
I さんのお住いの建具は、他にも見所がいっぱいです。
長くなりましたので、室内の造作写真は次回アップする
ことにし、今日はここまでといたします

2016年02月10日
長野市上野の現場から~12・1月の工事状況~
長野市上野で工事進行中のJIさんのお住い。
12~1月の現場の状況をお伝えします

12月初旬


外壁がラスモルタル金鏝仕上げのJIさんのお住い。
壁用下張材アスファルトフェルトの上にメタルラスを
タッカーで留めていきます。


そしてこの日、気密測定が行われました。
代理人ヨシダさんと設計士ワダさんが、測定の準備を
しています。

気密測定の準備中も、ひとり黙々と階段の造作にはげむ
H大工さん。

12月末は造作途中だった階段も・・
↓ ↓

1月末の撮影時には出来上がっていました

こちらは過去ブログでも登場した、巾木(はばき)造作です。
「そこ面白くないよ。他のところ撮りなよ。」と撮影中
大工さんたちに言われることもあるのですが、ボンドで
手軽に取り付けることの出来る巾木なども多用される
現在、刻みから施工までall手造りの巾木は、ご紹介したい
ポイントのひとつだと思っております
1月下旬


外壁のメタルラスの上にモルタル下地塗りがされていた
12月下旬。1月末に撮影に伺ったときは左官屋さんが
仕上げの最中でした。

この季節、左官工事は天候の良い日中に
集中して行うそうです
その日の天気・温度・湿度などによって、
セメントの堅さを替えて施工をしています。
この期間は、セメントの凍結を防止する
防凍剤を混ぜるのだとか。
なかなか大変そうな冬期間の左官工事
ですが、メリットもあるそうです。
冬はセメントの乾きが遅いのですが、その分
ゆっくりと水分が抜けていくため、丈夫になる
のだそうです
ベテランの職人さんならではの、お話しが
聞けるのも現場撮影の醍醐味です。

この吹き抜け部分には、薪ストーブが
設置される予定。早く見てみたいですね
12~1月の現場の状況をお伝えします


12月初旬


外壁がラスモルタル金鏝仕上げのJIさんのお住い。
壁用下張材アスファルトフェルトの上にメタルラスを
タッカーで留めていきます。


そしてこの日、気密測定が行われました。
代理人ヨシダさんと設計士ワダさんが、測定の準備を
しています。

気密測定の準備中も、ひとり黙々と階段の造作にはげむ
H大工さん。

12月末は造作途中だった階段も・・
↓ ↓

1月末の撮影時には出来上がっていました


こちらは過去ブログでも登場した、巾木(はばき)造作です。
「そこ面白くないよ。他のところ撮りなよ。」と撮影中
大工さんたちに言われることもあるのですが、ボンドで
手軽に取り付けることの出来る巾木なども多用される
現在、刻みから施工までall手造りの巾木は、ご紹介したい
ポイントのひとつだと思っております

1月下旬


外壁のメタルラスの上にモルタル下地塗りがされていた
12月下旬。1月末に撮影に伺ったときは左官屋さんが
仕上げの最中でした。

この季節、左官工事は天候の良い日中に
集中して行うそうです

その日の天気・温度・湿度などによって、
セメントの堅さを替えて施工をしています。
この期間は、セメントの凍結を防止する
防凍剤を混ぜるのだとか。
なかなか大変そうな冬期間の左官工事
ですが、メリットもあるそうです。
冬はセメントの乾きが遅いのですが、その分
ゆっくりと水分が抜けていくため、丈夫になる
のだそうです

ベテランの職人さんならではの、お話しが
聞けるのも現場撮影の醍醐味です。

この吹き抜け部分には、薪ストーブが
設置される予定。早く見てみたいですね

2016年02月06日
ホームページ施工例に長野市【川中島の家】掲載しました!

長野市川中島にて完成したNさんのお住まいを、鎌倉の家 施工例に
掲載しました

~ 今日の小ネタ ~
昨年のことになりますが、長野市吉田のKさんのお住いの
リフォームが完成しましたので、その一部をご紹介します

Before

お掃除の行き届いた清潔なキッチン。床もピカピカでキレイに
整えられていますが、少し手狭な印象を受けます。
↓ ↓
After

古いシステムキッチンに比べ、ワークトップも広く使える新しい
システムキッチンはハウステック社のもの。
床は水こぼれも一拭きでOKなクッションフロアに。


Before写真右側の存在感ある食器戸棚が
ジャストサイズで納まるように、パントリーは
設計されています。
Before

タイルの白い目地も美しい浴室ですが、お掃除など
使い勝手の良さ、簡単さを考えUBに。
↓ ↓
After


向きを変えることでゆとりのある浴槽に。ゆったりと
足を伸ばしてお風呂タイムを楽しめますね

住宅設備は日々進歩し、メンテナンス・省エネ・デザインなど、
どんどん便利になっています。「少し使い勝手が悪いかな?」
そのように思われたら、リフォームをお考えになってみるのも
いいのかもしれません。