2009年02月04日
西長野にて、地盤を強くする工事の様子
今日は朝から、地盤改良工事が行われています

地盤改良工事というのは、建築地の地盤がゆるく、家の重さに耐え切れずに
不同沈下(地面が家の重みで不均一に沈んで、家が傾く現象)などを起こす
恐れがある土地に手を加えて、地盤を丈夫にする工事のこと。
事前におこなう、スウェーデン式サウンディング試験という地盤の強度調査で
得られたデータに基づいて行われます。
補強する地盤の深さや性質などによって、いくつかの工法がありますが、
今日Y邸の現場で採用されていたのは、
柱状地盤改良
という方式でした。
トラックの荷台に乗っている1袋1トンのセメント系固化材を、クレーンで吊る上げて、
ミキシングプラント(緑色の機材)へと流し込み、手前のボックスの中に入っている
水と混ぜ合わせて...
そこからセメントを出して、ドリルで垂直に掘り下げた穴を柱状に埋めていきます。
ちなみに今回掘り下げている深さは、地下4.5m。
セメントを流し込んだあとの様子が、こちら。
Y邸では、全28ヶ所に、この作業を行うそうです。
「うちは地盤改良したのに、お隣さんは必要なかった」ということもあります。
地盤が軟弱なことを知らずに家を建ててしまうと、最悪の場合、
せっかく建てた家に住み続けられないという事態にもなり得ます。。
でも、この工事をしておけば、軟弱地盤だったとしても、心配いりません!
家を建てる際には、土地の地盤の強さも気にしてみてください

Posted by カマクラさん at 14:00│Comments(0)
│◇西長野のY様邸
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