2009年06月03日
鬼無里のお堂の、上棟風景

北アルプスの連なりを望める長野市鬼無里の山間にて、
地域のお堂の上棟作業が行われました

いつも上棟のときに掲げるおんべ棒の代わりに、銘を記した大栓(材と材を固定する太い木くぎ)を大工さんが打ち込んで、工事再開です。

近所の人たちが畑を耕したり、あぜ道を白黒猫がとことこ歩いたり、
大空をクマタカが舞ったりする風景の中、工事は進められます。
小規模ながらも、複雑な骨組みのお堂。
補助的に金物は使いますが、大工の技が光る、手の込んだ造りの建物です

午後2時頃には、屋根部分の構造が組み上がり、
夕方6時頃、野地板(屋根下地板)を半分近く張ったところで、この日は作業を終えました。
無事に棟が上がった新倉のお堂は、7月完成予定です

Posted by カマクラさん at 11:53│Comments(0)
│◇新倉のお堂(鬼無里)