2011年07月15日
台所・和室→フローリング敷きLDKのリフォーム
先日、長野市稲里でのリフォーム工事が終わりました

古くなり薄暗かった台所と隣の和室をひとつにつなげて、
フローリング敷きのLDKに。
ちなみにリフォーム前は…
このような和室でした↑
いつもながら、同じ家とは思えない変わり様

昔ながらのアルミサッシだった窓は、
高性能の樹脂サッシに付け替えました。
ガラス面が大きくなって、明るく開放的な印象に。
リビングのテレビ台とパソコンコーナー、吊戸棚はオーダーメイド。
部屋の大きさにふさわしい寸法やお客様の好みで仕上げられる
のが大きな特徴です。
製作は信州新町の麻屋家具製作所さんです

パソコンコーナーの天板の奥行は当初の設計では60cmでしたが、
実際に工事を進めていく中で現場を見てお施主さんと相談し、結局
奥行50cmで収めました。
そのように柔軟に対応できるのも、手作りの魅力です

作業台が壁側に一列に設置されたよくある間取りの台所。
全体的に薄暗い雰囲気でした。
また、10帖と広い部屋にも関わらず、作業台の対面の壁に沿って食器棚が
置かれていたため、動線が悪いというのが奥様の一番の悩みでした。
ここは大胆にレイアウトを変更。
正面の木の吊戸棚があるところは、奥様の家事スペース。
勝手口へ続く通路の脇に、背面収納と食品庫を設けました。
作業台のすぐ後方に食器棚や食品庫があるので、作業動線もスムーズです

もともとは、和室と台所を仕切る壁がありましたが、
その壁を一部利用してシステムキッチンをL型に配し、キッチンと
リビング・ダイニングをゆるやかにつないでいます

壁には筋交いが入っていて、構造的に重要でした。
部屋をつなげるために壁を一面減らしたこともあり、残した壁をよりしっかりと
補強しています。
日々の暮らしで一番過ごす時間が多いキッチンやリビングがきれいになって
とても喜んでいただいています!
またこちらのお宅では、玄関ドアも付け替えました。
「驚くほど軽くて、開け閉めが楽になった

ちなみに…
このダイニングテーブルは、会社で製材したカバ材を使って、
麻屋家具製作所さんが手がけました

主張しすぎない穏やかな木目が、心を和ませてくれます

鎌倉材木店では、建築材や建具材のほか、テーブル用の一枚板を
取り扱っています。
またお付き合いのある家具職人さんも県内各地におりますので、
興味がある方はお気軽にお問合せください


Posted by カマクラさん at 09:41│Comments(0)
│リフォーム・増改築