2014年06月30日

「全国建具フェア 長野大会」 ご来場ありがとうございました

6月26日(木)~29日(日)の4日間、長野ビッグハットで
「全国建具フェア 長野大会」が開催されました。
来場者数約8,000人と、大盛況だった模様です。

全国各地の建具屋さんが造作した建具や、木工製品などが展示されていました。
組子細工を取り入れた建具、工夫を凝らした家具など、どの作品も素晴らしかったですicon12

※組子細工=釘を使わずに細かく割った木材を手作業で組み合わせた伝統的な技法。
材料として、ヒノキ・杉などが使用され、建具の中では最も高度な技術が必要とされる。


6月27日(金)一般公開初日の会場です。



鎌倉材木店もブースを出展しました。
自社工場での製材の様子と、製材した木材を使用して建てられた住宅をパネルで展示。
壁の高さ近くまである自社製材の一枚板は、迫力がありますface02



ブラックウォールナットの一枚板の前で、何やら熱心に商談中の専務。



こちらは長野県知事賞を受賞された作品
『組子入硝子戸「瑞仙」』
群馬県の高田木材さん出展のものです。


緻密な作りに思わず感動し、細工部分を接写face05



同じく長野県知事賞を受賞された作品です。
神奈川県の佐藤建具工房さん出展の『行灯(あんどん)』




本年度、内閣総理大臣賞受賞作品『組子細工入り戸』
愛知県のウッドクラフト・ゴトウさん出展のものです。
彩色した木片を組み合わせてあります。まるで一枚の絵画のようです。



こちらのひときわ大きな建具は、『組子入硝子戸「山河」』
厚生労働大臣賞を受賞された作品です。
長野市篠ノ井の栄建具工芸さん出展のもの。

栄建具工芸さんは弊社の大切なお客様でもあり、
社長の横田さんは、組子細工の第一人者なのです。



受賞札の下に何か注意書きがあります。
「この作品は、「内閣総理大臣賞は二年連続して受賞できない」という、
展示会の賞の制約事項に該当し、最終決定時において、賞の配分を変えたものです。」

・・納得です。
作品が一枚の写真では納まりきれませんでした。
この作品は、筑波山と利根川をイメージして作られたそうです。
使用した細工は16種類になるとかface08

この全国建具フェア、来年は東京での開催になるそうです。
この4日間、鎌倉材木店のブースにお越しいただいた皆様、
ありがとうございましたvolunteer

  


Posted by カマクラさん at 17:19Comments(0)会社のこと