2013年07月25日
けやきの製材

7月18日(木)、お客様がずっと自然乾燥させていたけやきの製材作業が行われました!
約130cm×220cmと、とても大きく立派なけやきです。
自然乾燥させた期間はなんと50年

近くで作業していた大工さんも『立派なけやきだ』と驚いていました。

木を切った50年前は製材の機械もそれほど発達していなかったため、
職人さんが手作業で製材をしていました

その為、波がたったような切り口になっています。

機械にセットできない大きさだったので、お客様と相談して少しカットすることに


お客様がお酒をかけて木を清めて…

チェーンソーで左右、そして真ん中と切っていきます。
少し小さくなったけやきを製材機にセットし、ゆっくりと製材開始です

今回の製材は木が大きいため、誰でも出来るというわけではありません。
難しい技術の為、ベテランの方が作業をします。

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美しい木目と色です



木目に所々ある丸い模様は『杢(もく)』と呼ばれる模様。
上の写真のような凹凸は板材にすると杢目にかわり、樹心に近いと消えます


数枚に切られたけやきはお客様のもとへ。
これからこのけやきの一枚板が、どのような家具に形を変えていくのか楽しみです

Posted by カマクラさん at 16:02│Comments(0)
│会社のこと
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