2010年11月12日
築100年の古民家リフォーム、完成!
8月から工事が続いていた築約100年の古民家のリフォームが終わりました

明るくて広いダイニング・キッチンに

大容量の収納棚も設けました。
使いやすいフローリング敷きに改修。
100年分のすすや汚れ、ほこりにまみれていた梁や柱などの構造材は、ひとつひとつ
大工さんがきれいに磨きなおし、もともとの風情を損なわない色を選んで塗装しました。
自然な木の美しさと、建築当時の大工さんの技が息を吹き返したよう。
現在の居間とリフォームした部屋とを仕切る板戸は、前から使われているものを
塗装しなおしました。
ここにも、昔の職人さんの細やかでていねいな技が見て取れます

重厚で落ち着いた雰囲気のお座敷に生まれ変わりました

現場代理人の町田さんいわく、このお座敷の壁は、仕上げるのに3cm以上も
壁材を塗り重ねなければならなかったそう。
見えないところに、たくさんの工夫や手間が隠れています。。
床の間と床脇の材は、違い棚以外すべて磨きなおして、塗装しなおしました。
砂ぼこりや汚れでくすんでいたときには思いもよらなかった美しさ!
こういうお宅を見るたびに、たとえ100年経っても、手をかけることで味わいを
もって生まれ変わることができるのが、本物の木のよさだなあと実感します

Mさんのご要望で設えることになった違い棚は、ケヤキ板。
そのうち何かに使おうと、Mさんの家の庭先に長年置いてあったケヤキ板を、
会社の工場で製材して大工さんが作りました

リフォーム後のあまりの部屋の変わり様に、Mさんも大変驚かれていたそうです

リフォームや増改築のご相談も、ぜひ鎌倉材木店へご相談ください


Posted by カマクラさん at 10:50│Comments(0)
│リフォーム・増改築