2011年07月27日

小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景

先日、長野市鬼無里で、お堂横の松の木の清祓いおよび伐採が行なわれましたyama
ひときわ背の高い木が、その松です。


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景

松の木は、推定樹齢約100年とのこと。
このたびお堂の屋根の改修工事をするにあたり、枝が張り出していて危険なこと、
また長い目でみても倒れると危ないということで伐採の運びに。
ずっと地域を見守ってきた木なので、丁重にお祓いをしました。

斜面の際での作業のため、足場を組んで作業スペースを確保しています。


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景

ひと口に伐採と言っても、これが相当の職人技を要しますface01
この土のうの山の下には消火栓があります。
万が一、木が倒れこんでこの消火栓が破壊されると、地区中の水道が断水するそう…face07

また木の倒し方を間違えると、お堂の屋根を壊す、あるいは下の畑を壊すという危険を
はらんでいる場所での作業です。。


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景

そんな責任重大な役目を担うのが、鎌倉材木店の工場長icon12
山仕事のキャリア60年超の大ベテランです!

まず倒す方向をしっかりと定めます。
方向を見定めたらチェーンソーを握って、開いた脚に腕を固定しながら
木を倒す側に"受け口"をつくります。


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景こうやって見ると、かなり大きな木であることがよくわかります。


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景

下の方では、村の人たちが作業の様子を見守っています。


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景

受け口を切り終えたら、今度は木の反対側、受け口よりも少し高い位置に
"追い口"を入れていきます。


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景

そしたら最後は、チェーンソーの刃を縦にまっすぐにぐぐっと突き刺していきます。
最終的に倒れる方向が決まる、微妙かつ高度な技です。


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景

いよいよ倒れる瞬間!
工場長も、側で切れ込みや傾きを確認していたカズオさんも、後方へよけますicon16


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景消火栓もお堂も畑も壊すことなく、木を倒すことができました。

遠巻きに作業を見ていた人たちが木に近寄って、興味深げに見物していますinu


小鬼無里地区お寺の松の木伐採風景

木の芯が真ん中にあって、年輪も詰んでいて、なかなか良い木でした。
現場代理人の町田さんの話では、「もしかしたら、村で水車を作っている人が
使うかもって話」だそうですface01


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Posted by カマクラさん at 10:32│Comments(0)会社のこと
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