鎌倉日誌　- 鎌倉材木店のブログ-

今日は、駅東口で新築予定のHさんの家の上棟の日

小雨ぱらつく朝8時前。
大工さんたちが、材木の上にかけてあった養生シートをはずし始めました。


まず、施主のHさんから「怪我のないように気をつけて作業してください」という言葉をいただき、安全祈願をして、お神酒をいただきました。




そして、さっそく作業開始。




あらかじめ部位ごとに組まれた部材が、クレーンで吊り上げられ、次々に
所定の位置にはめ込まれていきます。


この現場の棟梁は、シオイリさん。
H邸のすぐとなりのM邸も担当した熟練大工さんです。


シオイリさんとシゲオさんが、大きなクリップで梁になる材木を挟み、


合図で、クレーンを操るタケダさんがゆっくりと吊り上げます。


そして大工さんたちが待ち受ける位置へ移動。


仕口の場所を確認しながら慎重にはめ込んで、


上にいるキウチさんとマキオさんが、タイミングを合わせながら、かけや（木槌）でがっつりと打ち込みます。
いつもながら、木を叩くいい音が響きます。

一緒に作業を眺めていたHさんご夫婦は「今は大きな機械（クレーン）を使うんですねえ。知らなかったです」と感心しきりの様子。




ひととおり組みあがったところから、防護ネットを張っていきます。



そして午後。



ちょうど雨と風が止んだころ、午後の作業開始。2F部分の組み立てからはじまりました。


足場に上らせてもらって撮影。
揺れるし、高いし、下を見て一瞬クラっとしました。。

慣れないとたいへんに怖いです




2F部分には、たくさんのコンパネが敷かれて、足場がわりになっています。




家の北側からの全景。




こちらのH邸では、現在も大工さんたちが仕事に精を出しています。

今日の夕方棟が上がり、上棟式が執り行われる予定です