2009年03月13日

大きな木を、切り倒す




ジローくん(仮名)も暮らす、長野市松代のF邸の現場から。

今日は、これからはじまる増築工事に先立って、庭の木の伐採作業が行われました。


大きな樫の木。
樫は、ツルハシや鍬の柄に用いられる堅い木です。
昔から家族を見守ってきた大切な木なので、伐採する前にお清めをしました。


幹に長いはしごをかけて、葉の生い茂る木の中へ...


はしごをするするとよじ登り、


足場の不安定な木の上で、チェーンソーをふるうのは、ヤザワさん。

御年80歳(!)とは到底思えない身のこなしに、驚嘆します。。


大きな枝は、クレーンでゆっくりと地面へ下ろします。

下で作業するカズオさんと比べても分かるように、枝はかなりの大きさです。


大きな枝をすべて取り払ったら、


いよいよ幹を切り倒します。

大きな木なので、作業を始める前にしっかり打合せをして、慎重を期します。




幹の切り倒し作業がはじまりました。

まずは、ヤザワさんがチェーンソーで幹の半分まで切り込みを入れます。


そうしたら、イワクラさんが斧の背で楔を打ち込み、




隙間を確保した上で、残り半分を切ります。




とても危険なので、勢いよく倒すことはありません。
事前にクレーンにつないでおき、幹を切断したら、ゆっくりと空いたスペースに倒します。


ちなみに今日は、もう一本、庭の木を切り倒しました。




大きな木がなくなって、ちょっとさみしくなってしまった感もありますが、
これから工事がはじまりますicon16

薪ストーブのある、素敵な空間が増築される予定ですicon12  


Posted by カマクラさん at 15:08Comments(0)◇松代のF様邸