2011年08月05日
表から見えないところに生きる、大工の技
長野市栗田で新築工事が進むMさんのお住まいの現場から

しばらく前に外壁材(サイディング)を張り終え、足場が取り払われています。
玄関の天井は、葭張り化粧合板と桜皮張り錆丸太で仕上げた和の意匠。
玄関から入ってすぐ左手に広がる2間続きの和室。
そこでは、山本大工さんが作業していました。
ぱっと見、複雑な形をしていますが…
表から見るとこのようにきれいに組み上がります

すでに施工されていた和室の廻り縁を撮ったものです。
何気ない木のつなぎ目の裏にも、大工さんの技が生きています

こちらは1階のLDK部分の様子。
山本大工さんの息子、若大工のケイスケくんが、神棚下の壁の下地を施工していました。
採光や2階の北窓から風を取り入れるのに一役買うと同時に、ご家族の気配を察しやすいよう配慮して設けられています。
2階の洋室と和室の造作工事は、ほぼ終わっていました。
洋室の隣には、小屋裏収納スペースも設けられています

大工さんの造作工事は終盤です
