2014年09月20日

北堀の現場から ~幅木と四角穴ビスの関係!~

Wさんのお住いの現場から、造作の様子をお伝えしますicon26


プラスターボード張りが、現在進行中で行われています。



2階は、ほぼ全室完了で、棟梁のYさんは1階のボード張りの最中。icon14
と、いつものようにブログを進めていますが、今日の主役はこちらicon12
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巾木(はばき) icon12
巾木は床と壁のつなぎ目に取り付ける細長い横木です。
生活する中でつけられる傷や汚れから、壁面を守る役割があります。


 ビス icon12
(Yさんが撮影しやすいようセッティングしてくれましたface01



近年、木工用ボンドで、お手軽に取り付けることの出来るものや
安価なソフトビニール巾木などが多用されるようになりましたが、
弊社では全て大工さんが、刻みから施工まで丁寧に仕上げます。



この巾木を固定するためのビスが「四角穴ビス」です。
通常よく見かけるのは十字のビスだと思いますが、Yさん曰く
 「十字ビスに比べて、力がうまく逃げるので、ドライバーが逃げず木を傷めない。」
のだそうです。

調べてみると、ビットが折れにくい。ビスが外れにくく、曲がりやすいところでも
真っ直ぐに打てる。などのメリットがあるようですface02



こちらがアップの写真。
四角穴ビスで固定された巾木。壁の下地板がしっかりと溝に納まっていますicon12

「鎌倉の家は全部手づくりなんだよ。今は中々ないよ。」と棟梁Yさんが
熱く語ってくれました。このような大工さんの技が、鎌倉材木店の
こだわりの木の注文住宅を支えてくれています。


造作工事中だから見られる空間~番外編~

手づくり階段の裏側です。
見えなくなるところだからこそ、しっかりと造作するのですface02

  


Posted by カマクラさん at 08:40Comments(0)◇北堀のW様邸