2010年07月27日
長野市鬼無里にて丸太梁の農業用倉庫、上棟
先週の金曜日。長野市鬼無里で農業用物置が上棟しました

特筆すべきは、アシザワ大工さんが一本一本磨いて刻んだ丸太梁

この建物は農業用物置で、トラクターやお米の乾燥機などの大きな機械を入れます。
そのため中間に柱を建てられないという事情に加え、冬場は雪が多いことから
頑強な丸太梁を使いました。
掛け矢で叩いてしっかりと組みます。
山間とはいえ、暑い鬼無里

容赦なく照りつける太陽の下、慎重に作業を続けます。
無事に丸太梁の施工が終了。
夕方には母屋と垂木も施工され、棟が上がりました

翌日、24日(土)。
屋根の野地板(下地板)が張られました。
下から見上げるとこんなかんじです↑
雪下ろしの手間を少しでも省くため、屋根は南面を大きくとっています。
そして昨日26日(月)。
屋根の上には緑色の防水シートが張られていました。
雪の重みを考慮し、柱も筋交いも通常より太めにしているのが特徴。
柱は5寸(約15cm)角、筋交いは3寸(約9cm)角です

これからしばらくの間、造作作業が続きます

Posted by カマクラさん at 12:01│Comments(0)
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