2008年04月02日
上棟後3週間→床の下地施工とサッシの取り付け
2月下旬に上棟した川中島のIさんの家

その後の現場の様子をお伝えします。
3月15日(土)
屋根工事が終わり、透湿防水機能をそなえた白いシート"タイベック"が
張られたIさんの家。
天井のほうは、見上げると美しい小屋裏が見える状態です。
化粧の梁や柱(室内に表わしになる材)は、キズがつかないよう養生のシートで
覆われたままでした。
3月27日(木)

それからおよそ2週間後。前とのちがいにお気づきでしょうか?

施工はずいぶん終わっていますが、この日も
大工のケンイチさんがサッシをはめ込むため
の作業中。

敷地には、たいへん立派な柿の木が立っています。
「おいしい柿ができる木だから切らないでほしい」というI家のおじいさまの
希望で、家側にはり出していた枝だけ切り落とし、木自体は残すことに。

中も、様変わりしていました。

床の断熱材を入れ、コンパネ(床の下地材)を張る作業をしているよう。

横から見た断面は、こんなかんじ。
根太の間に断熱材を隙間なく敷き詰め、その上にコンパネを張るのです。

なにやらを測っているところ。
差し金というのは、シンプルな造りながら非常に
よくできた大工道具で、昔は、使いこなせれば、
これ一本で家が建つ、といわれたのだとか。
水平も垂直も出せ、ルートの計算もでき、尺貫法
とメートル法も一発で換算できる...
差し金も含め、大工道具は、奥深い。。

2F小屋裏の柱の高いところにちらっと見える白いもの、あれは上棟の証
でもある御幣棒(おんべぼう)です。
これは、お施主さんや大工さんなど、家づくりに関わった人々の名や、
上棟した年月日などを書き付ける棟札代わりでもあります。
これからずっと小屋裏にあって、静かに家を見守ります。

いつもながら、サッシが入るとぐぐっと家らしさが増します

3月中旬以降、ずいぶんと春めいてきて(昨日は雪が見えましたが...)、
断熱材の入っていない現場もずいぶん作業しやすい気候になってきました。
着々と工事は進んでいます

Posted by カマクラさん at 16:52│Comments(0)
│◇川中島のI様邸