2008年02月16日

鳥とお花で春の気配



土曜日の静かな朝、川中島にて1週間後に上棟を控えるIさんの家の
現場に現れたのは、営業アライさん。


冬になって植物が休眠中のためか、このところカメラマン魂がすっかり
なえていた感のあるアライさん。
が、今日は春の兆しを発見したようで、ひさびさに「これはゲイジュツだ」
なんていいながら、意気揚々とカメラを持ち帰ってきました。

聞けば、"ウグイス"を撮ってきたとのこと。

そして出てきた写真がこちら↓



「...?アライさん、どこにウグイス?」

「知らない、どっかにいるんじゃねえ?」


そういわれて、よーーく見てみると、...いました。たしかに。

みなさま、わかりますでしょうか?









次の写真は、ちょっと"ウグイス"に寄っています。

でも、あやしい人間が近づいてくるのを察知して、きびすを返したところを
捉えたらしく、写っているのは後ろ姿。

...というか、この色からして、この鳥ウグイスじゃないですよ、アライさん。


羽が抹茶色のような色彩で(この色はウグイス色とは呼ばないそうなので)、しばしば梅と対でイメージされるこの鳥は、ウグイスではなく"メジロ"。

目のまわりが白く縁取られていることから、その名がついたと言われます。

(写真は、ウィキペディアより)


ちなみに、こちらがウグイス。

色は、かなり地味です。
でもこの色が、ほんとうの「ウグイス色」なのだそう。

ふだんはほとんど藪の中にいる上、羽の色もまわりと同化しがちなので、たとえすぐ近くで鳴き声がしても、その姿を捉えるのがなかなかムズカシイ鳥。




"ウグイス"に遭遇したアライさん、現場の一隅に春の気配を見つけました。

オオイヌノフグリです。

でも、オオイヌノフグリの毛がふさふさした葉っぱの方にピントが合って、
肝心の花が完全なピンボケ。
ゲイジュツ作品を撮るには、まだまだリハビリが必要なようです...





会社の裏の作業場では、Iさんの家を手がけるアシザワ大工さんが、刻み作業中。
ちょうどこのときは、席を外していたようで、刻みかけの材が静かに横たわっています。




タバコの箱3つ分はある、化粧の大きなヒノキの柱。

タバコの箱、というのはあまり印象よろしくないかもしれませんが、
いかに太い材か、というのを分かっていただくためのアライさんの
工夫なのであしからず。。




傍らには、すでに刻まれた材が、所狭しと積み上げられています。

上棟まであと1週間。刻み作業も追い込みですicon16
  


Posted by カマクラさん at 16:12Comments(0)◇川中島のI様邸