2014年08月01日

桂・スプルスの製材とオーダーメイドテーブル(Ⅱ)

パートⅠから続きます


スプルスの製材後、桂(かつら)の木の製材に入りました。
桂の木は反りにくく加工がしやすいので、建具・家具などに使用されます。



今回製材する桂の木は、樹齢約300年face08
長野市内から近い山で伐採された、貴重な木なのだそう。
その「滅多にない木」を製材するのは、専門の木材選別士です。



桂の丸太から、一番美しい木目が出る箇所を見極めて、セットをします。
もちろん丸太の外側から中身は見えません。
経験と勘が頼りの「職人技」の世界ですicon12



挽き終わった一枚板はロープで固定し、製材部全員でタイミングを合わせ
フォークリフトの爪に降ろします。
おが屑を取り除き、桟をして倉庫に運びます。

ここまで一連の作業の流れにムダはなく、改めて製材部のチームワークの
良さに感動しましたicon12



そんな無垢材の一枚板は、テーブルや座卓に生まれかわって
皆様の元にお届けされます。
※今回製材されたスプルス・桂は使用されておりません。


7月3日に、お納めしたトチのテーブル(Iさん邸)


同日にお納めしたケヤキの座卓。(Oさん邸)
Oさん邸は以前にも、ニレ材の一枚板で造られたテーブルを
納品させていただきました。  ニレのテーブル→こちら

鎌倉材木店で製材された無垢材で造られた家具は、評判もよく
多くのご家庭でご使用いただいておりますface02
  


Posted by カマクラさん at 15:43Comments(0)会社のこと