2014年09月05日
上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
長野市上野のIさんのお住いの現況です

8月8日、配筋が終了しました。

基礎工事も完了です。
次はいよいよ土台敷、そして上棟となります

こちらが出番待ちの材木たち。

そのため社屋の裏にある作業場で、大工さんたちは毎日
材木の刻みに追われています

“墨付け”がされた材木。
この“墨付け”された箇所を、のみや鋸(ノコギリ)で切ったり、
削ったりしてゆく作業を「刻み」といいます。

これが“墨付け”の道具、「墨つぼ」と「墨さし」です。

梁に化粧がされています
このような化粧を「釿(ちょうな)はつり」と言うそうですが、
今回「釿(ちょうな)」は使用していないそうです。
亀甲(きっこう)という、はつり方法に似ていますが
M大工さんいわく「やり方は企業秘密だよ」と、はぐらかされてしまいました

木の表面を“はつる(削りとる)”ことで木目に動きが出て、
ひと味違う雰囲気の梁となりました。

きちんと並べられたM大工さんの大工道具たち。
近年、木材の加工はプレカットが主流となっていますが、
木造住宅で無垢材を取り扱う当社では、大工職人さんが1本1本
材の性質を見ながら手刻みをします。
古くから受け継がれてきた「手刻み」。時間と手間はかかりますが
一つ一つ丁寧に仕上げる伝統工法、大切にしたいですね
※プレカット=コンピューターと機械による、柱や梁の接ぎ手・仕口加工のことです。


8月8日、配筋が終了しました。

基礎工事も完了です。
次はいよいよ土台敷、そして上棟となります


こちらが出番待ちの材木たち。

そのため社屋の裏にある作業場で、大工さんたちは毎日
材木の刻みに追われています


“墨付け”がされた材木。
この“墨付け”された箇所を、のみや鋸(ノコギリ)で切ったり、
削ったりしてゆく作業を「刻み」といいます。

これが“墨付け”の道具、「墨つぼ」と「墨さし」です。

梁に化粧がされています

このような化粧を「釿(ちょうな)はつり」と言うそうですが、
今回「釿(ちょうな)」は使用していないそうです。
亀甲(きっこう)という、はつり方法に似ていますが
M大工さんいわく「やり方は企業秘密だよ」と、はぐらかされてしまいました


木の表面を“はつる(削りとる)”ことで木目に動きが出て、
ひと味違う雰囲気の梁となりました。

きちんと並べられたM大工さんの大工道具たち。
近年、木材の加工はプレカットが主流となっていますが、
木造住宅で無垢材を取り扱う当社では、大工職人さんが1本1本
材の性質を見ながら手刻みをします。
古くから受け継がれてきた「手刻み」。時間と手間はかかりますが
一つ一つ丁寧に仕上げる伝統工法、大切にしたいですね

※プレカット=コンピューターと機械による、柱や梁の接ぎ手・仕口加工のことです。
Posted by カマクラさん at 11:10│Comments(0)
│◇上野のI様邸