2014年09月05日

上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~

長野市上野のIさんのお住いの現況ですicon26

上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
8月8日、配筋が終了しました。


上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
基礎工事も完了です。
次はいよいよ土台敷、そして上棟となりますface01

上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
こちらが出番待ちの材木たち。


上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
そのため社屋の裏にある作業場で、大工さんたちは毎日
材木の刻みに追われていますicon16


上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
“墨付け”がされた材木。
この“墨付け”された箇所を、のみや鋸(ノコギリ)で切ったり、
削ったりしてゆく作業を「刻み」といいます。


上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
これが“墨付け”の道具、「墨つぼ」と「墨さし」です。


上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
梁に化粧がされていますicon12
このような化粧を「釿(ちょうな)はつり」と言うそうですが、
今回「釿(ちょうな)」は使用していないそうです。
亀甲(きっこう)という、はつり方法に似ていますが
M大工さんいわく「やり方は企業秘密だよ」と、はぐらかされてしまいましたface09


上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
木の表面を“はつる(削りとる)”ことで木目に動きが出て、
ひと味違う雰囲気の梁となりました。


上野のお住い ~大工さんによる手刻みの作業場~
きちんと並べられたM大工さんの大工道具たち。

近年、木材の加工はプレカットが主流となっていますが、
木造住宅で無垢材を取り扱う当社では、大工職人さんが1本1本
材の性質を見ながら手刻みをします。
古くから受け継がれてきた「手刻み」。時間と手間はかかりますが
一つ一つ丁寧に仕上げる伝統工法、大切にしたいですねface01

※プレカット=コンピューターと機械による、柱や梁の接ぎ手・仕口加工のことです。


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Posted by カマクラさん at 11:10│Comments(0)◇上野のI様邸
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