2015年06月05日
長野市三輪の現場から~左官・内装・造作~

長野市三輪のTさん邸の現場は、ただ今

外壁の左官と、

内装屋さんによるクロス貼りと、(※写真はクロスの自動糊付け機です)

大工さんによる造作が、同時進行中です


この日、代理人のヨシダさんは足場組みの助っ人に
来ていました。

そしてこの現場の工事責任者、代理人のクボさんと
何やら打ち合わせ中の方は、Tさん邸の設計を担当
された、(株)アーキプランの藤沢さんです


内装屋さんが、クロス貼りの作業をしていました。

カットしたクロスを、パテを施したPBに・・

ローラーなどを使い、空気を逃がしながら丁寧に
貼っていきます。
使用している壁材は、ドイツ生まれの環境に優しい
「呼吸する壁紙・ルナファーザー」です。
紙と紙の間に木片をすき込んだ多層抄合紙で出来て
いるそう。 このルナファーザーの上に「ルナしっくい」を
塗装します。 名前のとおり漆喰(しっくい)調の落ち着いた
雰囲気のお部屋になるそうで、仕上がりが楽しみです


玄関アプローチの外壁は、モルタル下地が塗られていました。
ここは「そとん壁」になります。 色は・・出来上がってからのお楽しみ


玄関までの長いアプローチ。そとん壁だけでは単調になってしまう・・
ということで変化をつけるため、所々軒天と同じピーラ(米松)羽目板を
施しています。(藤沢さん談)

写真手前が玄関です。
玄関扉の両袖は壁ではなく、ガラスがはめ込まれるそうです。
写真奥の開口部もFIXガラスになります。

サッシ枠をはさみ、右側と左側の天井材はピーラです。
左側は塗装してあるため、異なる板材に見えますね。
このサッシ枠を境に家の内側と外側に分かれますが、
壁は外も中も同色のそとん壁になります。
同色質の壁を透明な壁(ガラス)で区切るのは、視覚的に家の外と
中がつながっている感じ、(外と中の)境界をあいまいにしたいという
意図があったからなんだそうです。(藤沢さん談)
Tさんのお住いの工事、ラストスパートに入ってきたようです

Posted by カマクラさん at 08:19│Comments(0)
│◇三輪のT様邸