2015年11月16日
長野市三輪の現場から~減震くん~

長野市三輪のTさんのお住い。
10月~11月の工事現場の様子をお伝えします

10月

「減震」と書かれた土台に、HITACHIの制震システム「減震くん」を
施工する予定です。と、9月末のブログに書きました。

その「減震くん」が、こちらです!


少し遠くて見えにくいですか?
それでは・・

アップでどうぞ!



柱と柱の間、土台と横架材に接続金物で固定します。

減震くんは、阪神淡路大震災をきっかけに開発された
オイルダンバーです。地震対策には「耐震・制震・免震」の
三つの工法があるそうですが、減震くんは建物の一部に
可動部分を設け、揺れを軽減させる「制震」の工法に
なるそうです。
このオイルダンバーの内部にはオイルが充填されており、
地震の揺れに対し内部部品の働きにより振動エネルギーを
吸収する。と、調べてみると何やら難しい説明が書かれて
いました

※赤丸部分がオイルダンバーです。
11月

一ヶ月後のTさんのお住い。
木摺(きずり=外壁の下地板)が、きれいに張られていました。
住宅の外と中を区切る壁(下地ですが)が出来ると、「家」らしい
感じがしてきます。

写真正面左が減震くんで、右が筋交いです。

床下に敷き詰められているのは、フクビの断熱材「フクフォームEco」。
古紙と水発泡を利用した環境配慮型断熱材です。この上に
床の下地板を張り、フローリング材で仕上げていきます。
床が出来ると、さらに「家」らしくなります

そうやって、徐々に完成に近づくTさんのお住い。もうしばらく
造作工事は続きます。
Posted by カマクラさん at 16:47│Comments(0)
│◇三輪のT様邸
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