2007年12月06日
美しい小屋組と、羊の毛の断熱材ふたたび
昨日の夕方のこと。
「カナダって、空が真っ赤なんだよ」と、営業アライさん。
「つまりどういうこと?」とたずねると、
「カナダの空は、真っカナダ(赤だな)」
「・・・」 (風吹きすさぶ−30℃の雪原の真っ只中にいる心地)
年末のごあいさつまわり兼カレンダー配りに奔走していて、
"芸術作品"を撮影している余力もないとは聞いたけれど、
こんなダジャレを口走ってしまうほどにアライさんはお疲れのようです...
それはさておき。
ここ数ヶ月で上棟した家はそれぞれ、順調に建築工事が進んでいます。
今日は、東口で工事中のMさんの家の様子。

11月のはじめ、こんな風に屋根屋さんが瓦屋根を葺いていたMさんの家。

1ヶ月とすこし経った昨日の家の立ち姿がこちら。
周りはガラ(外壁下地)を張り終わり、サッシもすべて施工済です。

玄関ドアもすでに納まっています。
ここから中へお邪魔すると...


床にはコンパネが敷かれ、壁はところどころにすでに断熱材が入れられ、
すこしずつ家らしさを増している様子。

M邸の棟梁シオイリさんは、敷居を造っていました。
その場で長さを測り、材を切って調節し、

所定の位置にはめ込み、ビスで留めて据えつけます。
「やってみる?カンタンだし、楽しいよ~」とシオイリさん。
もちろん丁重におことわりです。

一緒に作業している大工のシゲオさんは、ユニットバス上の壁の下地を
造っていました。
差し金(L字型の定規)で角度を見ながら、微調整を繰り返します。
これもまた、細やかな仕事。

この間訪ねたときにはまだ未完成だった階段が、できあがっていました。
さっそく2階へ。

階段を登っていって、まず視界に入ったのがこの小屋組。
天井で隠れてしまうのがもったいないほど美しく、なんだか圧倒されてしまいました。。
「この家、すっごい美しい小屋組ですねえ
」
とシオイリさんにいうと、
「設計士さんの図面がいい図面なんじゃないかー?」
との答え。
いつも謙遜気味のシオイリさんですが、こういうのは設計士さんが描く
よい図面と、それをかたちにする大工さんの腕の両方があって、
はじめて実現できるものだよなあと、しみじみ。

2Fでは若い大工のオビナタくんが黙々と、天井の下地を施工中。

ふと見ると、2Fの一隅に白いふわふわした固まりが置かれていました。
見覚えのあるこれは、そう、羊の毛。
「使う建材は、可能なかぎり自然の素材で」というお施主さんの要望で、
断熱材は羊毛製品を使うことになりました。
現在、お引渡し間近の吉田のIさんの家と同じ。


2Fは大部分の壁に、すでに断熱材が施工してありました。
近寄って香ってみましたが、においはやっぱり無臭です。
お話に聞くかぎり、住まいの随所に個性やこだわりが見えるMさんの家。
今後の工事の進行が楽しみです。
「カナダって、空が真っ赤なんだよ」と、営業アライさん。
「つまりどういうこと?」とたずねると、
「カナダの空は、真っカナダ(赤だな)」
「・・・」 (風吹きすさぶ−30℃の雪原の真っ只中にいる心地)
年末のごあいさつまわり兼カレンダー配りに奔走していて、
"芸術作品"を撮影している余力もないとは聞いたけれど、
こんなダジャレを口走ってしまうほどにアライさんはお疲れのようです...
それはさておき。
ここ数ヶ月で上棟した家はそれぞれ、順調に建築工事が進んでいます。
今日は、東口で工事中のMさんの家の様子。
11月のはじめ、こんな風に屋根屋さんが瓦屋根を葺いていたMさんの家。
1ヶ月とすこし経った昨日の家の立ち姿がこちら。
周りはガラ(外壁下地)を張り終わり、サッシもすべて施工済です。
玄関ドアもすでに納まっています。
ここから中へお邪魔すると...
床にはコンパネが敷かれ、壁はところどころにすでに断熱材が入れられ、
すこしずつ家らしさを増している様子。
M邸の棟梁シオイリさんは、敷居を造っていました。
その場で長さを測り、材を切って調節し、
所定の位置にはめ込み、ビスで留めて据えつけます。
「やってみる?カンタンだし、楽しいよ~」とシオイリさん。
もちろん丁重におことわりです。
一緒に作業している大工のシゲオさんは、ユニットバス上の壁の下地を
造っていました。
差し金(L字型の定規)で角度を見ながら、微調整を繰り返します。
これもまた、細やかな仕事。
この間訪ねたときにはまだ未完成だった階段が、できあがっていました。
さっそく2階へ。
階段を登っていって、まず視界に入ったのがこの小屋組。
天井で隠れてしまうのがもったいないほど美しく、なんだか圧倒されてしまいました。。
「この家、すっごい美しい小屋組ですねえ

とシオイリさんにいうと、
「設計士さんの図面がいい図面なんじゃないかー?」
との答え。
いつも謙遜気味のシオイリさんですが、こういうのは設計士さんが描く
よい図面と、それをかたちにする大工さんの腕の両方があって、
はじめて実現できるものだよなあと、しみじみ。

2Fでは若い大工のオビナタくんが黙々と、天井の下地を施工中。
ふと見ると、2Fの一隅に白いふわふわした固まりが置かれていました。
見覚えのあるこれは、そう、羊の毛。
「使う建材は、可能なかぎり自然の素材で」というお施主さんの要望で、
断熱材は羊毛製品を使うことになりました。
現在、お引渡し間近の吉田のIさんの家と同じ。
2Fは大部分の壁に、すでに断熱材が施工してありました。
近寄って香ってみましたが、においはやっぱり無臭です。
お話に聞くかぎり、住まいの随所に個性やこだわりが見えるMさんの家。
今後の工事の進行が楽しみです。
Posted by カマクラさん at 11:51│Comments(0)
│◇駅東口のM様邸