2007年12月11日

若里にて、上棟しました!




冷え込みつつもキリッと晴れた青空の下、昨日は長野市若里にて
朝から上棟がはじまっていました。




朝8時ごろからはじまって、9時前にはこんな様子。




9時とはいえ、冬至に向かっている今は日が昇りきらず、現場のところ
どころがまだ日陰。
大工さんたちは、ストーブで手先を温めつつ小休止中です。




片隅に、このような図が4パターン描かれた一枚の板が置かれていました。

これは"図板(ずいた)"といい、いわば、昔ながらの大工さんにとっての平面図。

写真の図はおもに、柱の位置を表していますが、大工さんたちはこれをもとに、
墨付け(材木に番号をふっていく作業)をしてゆくのです。




ちょっと休憩したら、すぐに作業再開。

クレーンで運ばれた大きな梁を、慎重に所定の場所へ収め、




掛け矢(木槌)でがんがん叩きます。
「木って丈夫なんだなあ...」としみじみ思う瞬間。




K邸担当の大工は、鬼無里の棟梁トクタケさん。
代理人(現場監督)は、その奥に写っているヨシダさんです。




大きな材を、紐でしっかり結わえて固定して、




タケダさんがクレーンで吊るし上げて、そのつど運ぶ。




現場で写真を撮っているつかの間の時間でも、作業は着々と進んでいきます。



午後




午後2時前に、営業カスガさんがK邸に足を運ぶと、1Fの作業はすでに終わり、




大工さんたちは2F部分の作業に取り組んでいました。




だいぶ家らしい姿が見えてきているのがわかります。




夕方




午後5時。

棟木が上がったし、だいぶあたりも暗くなってきたため、この日の作業は終了。
大工さんたちも、次々に下へ降りてきます。




そして、無事の上棟を祝う上棟式。

例の図板と、家の小屋裏に掲げるおんべ棒、お清めにつかう日本酒、
米、塩が置かれています。




施主のKさんご一家をはじめ、上棟に関わった大工さん、当社スタッフ
みんなでお神酒をいただき、今後の工事の無事を祈りますicon12

これから来春の完成に向け、冬の間建築工事が続きますicon09
  


Posted by カマクラさん at 10:58Comments(2)◇若里のK様邸